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2019.11.27
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カテゴリ: 介護
ほとんどの人が経験するであろう親の介護、私にも、遂にその時がやって来た。

9月15日早朝、父親(84歳)が階段から落ちて、救急車で運ばれたと、兄からメールが届いた。

私は、結婚していて、実家から、車で1時間弱の所に住んでいる。

突然の環境の変化と、頭を打った影響からか(後から考えると、せん妄だったのか)、訳の分からない事を言って、暴れるので、治療が出来ず、家族の人に来て欲しいと連絡があった。

運ばれた病院Sは、実家からも遠く、よって、私の家からも遠い。

病院へ行くと、暴れて、点滴の針を抜くので、拘束されていた。

「警察へ行く。市役所へ行く。」と訳の分からない事をわめいて、看護士さん達にも、大変迷惑をかけていた。

いくら仕事とは言え、ほんとに辛抱強く対応してもらい、頭がさがる。

父は、少し認知症があるが、まだ家族の顔は認識してくれている。

話してみると、どうやら、今、自分は家にいて、知らない人たちがたくさんいると思っていたようだ。

何回も、今ある状況を言って聞かせたが、あまり認識出来ないみたいだった。

突然、病院に担ぎ込まれて、検査やら、点滴やらされたので、無理もない。

でも、やっぱり知った顔を見れたからか、落ち着いてくれた。

幸い、階段も、最後の一段を踏み外しただけだったようで、骨折もなく、頭も、少し硬膜下血腫​になっているだけだった。

数日後、面会に行くと、とても大人しくベッドに横たわっていた。​​​
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Last updated  2019.11.28 09:13:49
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