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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2007.08.06
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 「取材協力ありがとうございました!」の欄に登場する
 茂木大輔さん(NHK交響楽団主席オーボエ奏者)が、この本の著者。
 今、見直すと、そのことは、ちゃんとコミックスにも書いてありました。

 でも、私は、そんなことに全く気がつかないままに、本書を購入していました。
 そして、本著を読み終えて、しばらく経った頃、本屋さんに立ち寄った時、
 同じ本が、やけにたくさん平積みしてあり、その帯に「のだめ」が、描かれてるのを見て、
 「あ~、そう言えば、どこかで見た名前だと思った。」と理解した次第。

本著は、プロの楽器演奏者を、著者が楽団の中で観察し、
そこから得られた情報を、綿密に分析して書かれたもの。
まぁ、学問的には、かなりいい加減なもののようですが、
書かれてある内容は、ズバリ的を得たものと感じます。

それは、アマチュアの楽器演奏者ですら、
その担当楽器と、演奏者の性格との間には、
相当な関連性があると、私自身も強く感じていたからです。
本当に、それぞれのパートの性格ってあるんですよね。

その、パート別性格がつくられていく要因を、
それぞれの楽器の、楽曲における役割や、
その楽器の醸し出す音質・音域・旋律等を分析し、
著者自身の独断や、周囲の声も取り込みながら書かれたのが本著。
その結果、楽器演奏に携わっている者なら、
誰でもが納得できる内容のものに仕上がっています。

「この有名人なら、こんな楽器を担当しそう」という部分は、とても興味深く、
「自分ならこれを演奏させたい」とか、色々考えながら読んでました。
ただ、『文庫版特別研究』の部分は、突然、化学・化学していたり(苦手です……)、
かなりマニアックな内容だったりしたので、なかなかついていけなかったです……。





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Last updated  2007.08.06 23:34:30
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