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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.09.23
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カテゴリ: 教育・子育て

 TVアニメ放映時も、楽しみにしていたというほどではない。
 何よりあのハチャメチャさには、子供の頃からついていけなかった。
 見ていて「これでいいのだ」とは、到底思えないことも多かった。

 本著もまさにそういう感じである。
 著者の狙っているところは、私にとって「これでいいのだ」と言うよりも、
 「それじゃダメだろ」と突っ込みたくなる部分がかなりあった。
 私はバカボンのパパのようには、とてもなれそうにもない……。

だから「この本を14歳の子どもたちに読ませたいか?」と聞かれたら、基本的には“No”。
でも、子どもたちは一人ひとり違うから、「読ませてもいいか」と思える子供もいる。
いや、それどころか「ぜひ、読ませるべきだ」と思える子供も確かに存在する。
でも、自分の子供には読ませないだろうなぁ……読ませたい部分も結構あるんだけど……。

  最近、ティーンの子どもたちが親を殺しちゃったりする事件が増えていますが、
  「親だって自分とは違う別人格なんだから、思うとおりにふるまってくれないこともある」
  と言い聞かせれば、ちょっとは肩の荷が軽くなるのではないでしょうか?
  私自身、若いころは親の言うことは絶対だったから、
  たとえ間違ったこと言われてもそれに気づかずに悩んだこともあります。
  でも、大人になってみると、親も自分と同じただの人、
  間違ったことも言うし、決して完璧な人間じゃないんだと、理解できたんですよね。
  そのとき、なんか気が楽になったんです。
  親も愛すべき人たちなんだなって……。(p.044)

これは赤塚不二夫さんの娘・りえ子さんの言葉。
不二夫さん自身もバカボンのパパに負けず劣らずの方だったように思うが、
そんな父親を漫画家として尊敬し、その作品を守り後世に残そうとするりえ子さん。
この境地に至ってこそ、まさに親と子である。

『日本一醜い親への手紙』 に登場した人たちは、
ここに至らぬままに、人生を終えてしまうのだろうか。
そして、自分の子供が誕生したときには、どのように接していくのだろうか。
また 『完全家出マニュアル』 なら、この体験談にどんな「傾向と対策」のコメントを掲載するのだろうか。

  ところが、せっかく面白い先生が来て体験授業をやっても、
  生徒はみんなボーッとして聞いてるだけ。
  「教育の問題って、先生だけにあるんじゃないぞ」と気がついたんです。
  ただ、話のメモ取って、試験受けてるだけじゃ同じだ。
  これは、生徒も変わらなきゃいけないと思いました。(p.140)

これは橘川幸夫さんの言葉。この人の対談部分が本著の中で一番面白かった。
1961年小5の時に、近所で一番初めに自宅にテレビ受像機が届いたときの話や
父親が頑張って父親の力をなくすという一種のニヒリズム、
さらに「闇しばり」や「自分探し」「コミュニケーション」について等々内容が盛りだくさん。
「コンドームとコンプレックス」や「アフターインターネットの世界」なんかはもう最高で、
この人の世間を見渡すセンサーの守備範囲の広さと鋭さとには、心底感服させられた。

  だから、大人に「何になりたい?」って聞かれたら、
  子どもは「それなら、何をやりたい?でしょ」と訂正すべきです。
  私自身、子どものころ、「何かになりたいっていうことが最終目的なの?」
  というふうに疑問を持っていました。大人も質問力をつけたいですよね。
  「このカメラ欲しい?」ではなく、
  「このカメラ買ったら何撮りたい?」と聞くべきなんです。(p.204)

これは文句なしに素晴らしい!
でしょ?
まさに目から鱗が落ちるとはこのことですよね。
この言葉は、インターネット寺院「彼岸寺」僧侶の松本圭介さんのもの。
東大を卒業し大手広告代理店に受かりながら、突然仏門を叩いたという人。
この人にかかれば「これでいいのだ」という言葉は、究極の自業自得の言葉になってしまう。
仏教もなかなか奥が深い。  





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Last updated  2009.09.23 13:40:30
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