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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2013.05.12
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カテゴリ: 文芸

 このシリーズで描かれるのは、最初にキリスト教を公認し、
 「大帝」の尊称で呼ばれるようになったコンスタンティヌス没後の帝国。
 大帝は、実子3人に甥2人を加えた5人に分担統治させようと準備をしていた。

 ところが、甥2人は直ぐさま殺されてしまう。
 詳細不明のこの粛正には、次男・コンスタンティウスが関わっていた可能性大。
 結局、帝国はコンスタンティヌスの実子3人により、分担統治されることになる。
 しかし、この状況も長くは続かず、やがて亀裂が。

長男・コンスタンティヌス二世が、末弟・コンスタンスに北アフリカ割譲を要求すると、
これが切っ掛けで軍事対立が発生、長男は殺され、末弟がその領地を得ることとなった。
それから十年、コンスタンスは配下の蛮族出身の将・マグネンティウスにより謀殺される。
これを受け、次男・コンスタンティウスは、ペルシアと休戦協定を結ぶ。

その時点で、西には二人の皇帝が並び立っていた。
コンスタンティウスは、そのうち一人を外交戦で凋落する。
そして、マグネンティウスとの決戦を前に、ペルシアに備え副帝・ガルスを任命。
彼は、かつて粛正された甥の叔父の息子で、それまで幽閉されていた人物だった。

コンスタンティウスは、西方での決戦の末、マグネンティウスを自死に追い込むと、
副帝・ガルスをも、皇帝暗殺を企てたとして処刑してしまう。
そして、その弟・24歳のユリアヌスが、次の副帝に任命されると、
彼は、兵力も資金も満足に与えられない状況で、北方蛮族の撃退に成功したのだった。

ここでのユリアヌスの活躍振りは、このシリーズのお話しの中でも特筆ものである。
ある意味、味方から酷い妨害を受け続けながら、その逆境を跳ね返し、
運も味方につけながら、戦いに勝利するだけでなく、大胆な改革を実行して、
ガリアに久々のパスクをもたらした功績は、拍手喝采ものである。

久々に、読んでいて血湧き肉躍る一冊だった。





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Last updated  2013.05.12 10:53:47
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