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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2014.05.08
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 それに朝日新聞出版の編集者の山田さんの三人が、
 うつの先生に会いに行って、質問してきたことをまとめたもの。
 だから、実体験をまとめた『ツレうつ』シリーズとは、若干色合いが違います。

 質問に答えてくれたのは、認知療法における第一人者の
 国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター長・大野先生。
 『ツレうつ』シリーズは、実体験を記したものだけに、臨場感がありますが、
 本著は、それとは違った意味で、うつを知るのに、とても参考になる一冊です。

どれもこれも、よいテーマ設定で、興味深いものばかりでしたが、
中でも、私の心に残ったのは、大野先生の「あとがき」と「文庫版あとがき」。
やはり、数多くの患者さんを診察し、実際に対応されてきただけあって、
細川さんや望月さんからは、到底出てこないだろう言葉が、そこにはありました。

文章を読むと、「分かってもらえているな」という気持ちになれます。
ただし、本著冒頭部にあるように、「うつ病って、結局なんなの?」
という質問に対しての答えは、
「うーん、実はぼくにも、はっきりわからないんですよ」という答え。

そう、本著を読んで思ったのは、やはり「うつは、わからないことが多い」ということ。
そして、その対応は難しいということ。
例えば「子供への説明はどうすれば?」の答えは
「子供にうつ病を説明するのは、難しいんですよ」(p.61)。

また、「うつ病患者の気持ち3 近所の目」(p.70)も、お答えはされていますが、
「じゃあ、具体的にどうすればいいの……?」。
実は、本著を購入する前に、この二つの項目が掲載されていることを知り、
その回答に、かなり期待していただけに、肩すかしを食ったような感じもします。

それでも、先にも書いたように、本著には参考になる部分が本当にたくさんありました。
かなり幅広い範囲のことを、コンパクトにまとめてあるので、
深みには欠けるかもしれませんが、ササッと一気に読んでしまえるのも、本書の優れたところ。
これまでの『ツレうつ』シリーズからは得られなかったものを、確実に得ることが出来ます。





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Last updated  2014.05.08 15:53:17
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