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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2017.09.03
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カテゴリ: 文芸
​  ドラマ の方は、先々週の政次の壮絶な最期に続き、
 先週は龍雲丸が瀕死状態に。
 直虎を支えた二人が、立て続けにこんなことになろうとは……
 まぁ、本日放映される第35回のタイトルは「蘇えり者たち」なんですけれど。

 さて本巻は、そんな二人について、たっぷりと記述されています。
ドラマをいい加減に見ていた私 には、
 「へぇ~、そうだったんだ」という箇所が満載。
 やっと、頭の中でお話が繋がってきました。

まずは、龍雲丸との出会い。
彼は正真正銘、完全なる盗賊団の頭ですよね。
まぁ、最初の遭遇時に、彼の言葉が「人集め」のヒントになったとはいえ、
城主である直虎が、乙女心をこれほどまでにときめかせていたとは……

そして、政次については、その真の思いが、
やっと直虎にも分かる日がやってきました。
その鍵を握っていたのが、政次の義妹・なつ。
このドラマの中でも、好感度が最高レベルに高いキャラクターなのでは?

  そのころ、井伊谷の龍澤寺には、なつが南渓を訪ねてきていた。
  「政次のことー?」
  どれだけ皆に字を教えたのか、南渓の手足は墨で真っ黒になっている。
  「はい。どうしても一つ、解せぬことがございまして」
  ずっと持ち続けてきた違和感。
  それが先日、政次の様子を見て、ある答えにたどりついた。
  「義兄上には子がありませぬ。
   井伊の後見に収まり、手に入れたところで、先のないことと申しますか……
   にもかかわらず、それほどにこだわるのは、もしやー
   井伊を今川から守る盾になろうとしているのではないかと」
  南渓はしばし黙した。(p.65)

沈着冷静、頭脳明晰。
姉・しのとは大違いです。

  あちらにつきこちらにつき、
  やじろべえのようにゆらゆらといながら、井伊家中の橋渡しをする
  -それが己の役目、先々代の殿・直盛から与えられた使命だと、なつは思っている。
 「これよりはさらにきつくなるかもしれぬ」
 「では、お役目も励みがいがあるというものでございますね」
  なつはにっこり笑うと、「では」と一礼して、サッと下がっていった。
  井伊のため、覚悟を決めている姿は、すがすがしくさえある。
  ……似ておらぬ姉妹じゃの。
  政次は胸の中で思わずつぶやいていた。(p.86)

政次も、こんななつの姿に、自分と重なる部分を見出し、
己の進むべき道を見失うことなく、突き進んでいけたのでは?
そして、これらのシーンの末に辿り着いたのが、
第18回「あるいは裏切りという名の鶴」です。

 「直虎様。
  お立場として義兄と相いれぬことは致し方ござりませぬ。
  なれど、どうかそれが義兄のすべてとは思わないでくださいませ」(p.143)

あぁ~っ、もうちょっとちゃんと見ておけばよかった!!





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Last updated  2017.09.03 10:55:04
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