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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.06.30
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カテゴリ: 文芸
​ 表紙には、東昇平と思われる高齢の男性の姿が描かれている。
 一人で椅子に腰かけているが、
 体全体に緊張感がなく、表情はやや厳しそうでありながらも、視線はうつろ。
 元中学校校長の面影は、もう感じられない。

 お話の中で、東昇平がかつてのように主体的に行動する姿が記されることはない。
 もちろん、東昇平が自らの意志で動いている場面は多々ある。
 しかし、それは、かつての東昇平とは違う、
 別の何ものかに突き動かされているだけの姿としか思えない。

認知症が進行するというのは、こういうことなのだと思い知らされる。
そして、その周囲の妻や娘たち、家族らは、
間違いなく、この別の何ものかに正対し、共に生きていくことを迫られる。
人の死に、これほどの安ど感を覚える作品は、あまりない。





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Last updated  2018.06.30 17:39:09
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