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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.12.09
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カテゴリ: 文芸
​  『君の膵臓をたべたい』 でデビューした住野さん。
 デビュー作は映画化もされましたが、
 この作品も、いつか映画化されるのではないでしょうか。
 イイ感じのファンタジーに仕上がっています。

   ***

  「……また、同じ夢を見てた」(p.93)

これは、小学生の小柳奈ノ花が、
四角い石の箱みたいな建物で出会った高校生・南さんの言葉。

  「私ね、よくみる夢があるんだ。今朝、また同じ夢を見てた」(p.193)

これは、奈ノ花の友達・しっぽのちぎれた猫を助けてくれた
クリーム色の二階建てアパートに住むアバズレさんの言葉。

  「ああ、また、同じ夢をみていた」(p.262)

これは、奈ノ花の家の近くの丘をのぼったところにある
木で出来た大きな家に住むおばあちゃんの言葉。

南さん、アバズレさん、おばあちゃん。
この3人との出会いと言葉のやりとりが、
小学校で色々厄介な問題に直面する奈ノ花の行動に
大きな影響を与えていくことになります。

  「また、同じ夢を見てたの」(p.299)

これは、大人になって、2LDKの家に住み始めて3年、
そこで仕事をしている奈ノ花の言葉。

  いくつかしてくれた南さんのお話の中で、一番素敵だなと思ったのは、
  英語で「薔薇の下で」というのは「秘密」という意味だというお話です。(p.65)

これは、この作品の締めくくりの一文を理解するために。





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Last updated  2018.12.09 12:03:36
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