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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2020.05.05
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カテゴリ: 文芸

 その夫・日和は、日本を代表する大財閥相馬一族の次男で、38歳の鳥類学者。
 美男美女である二人の馴れ初めや、政治改革に向け奮闘する日々を、
 総理の夫・日和が日記に記していくという形で、お話は進んでいきます。

 お話の中には、あの久遠久美も登場!

  総理大臣に指名された翌日に、凛子は早速、所信表明演説の草案作りのため動き始めた。
  内閣参与にも招いた「伝説の」スピーチライター・久遠久美という女性を我が家に呼んで、
  政策秘書となった島崎君、その他内閣のブレーンを次々に呼び、
  客間の一室にろう城して草案を練った。(p.92)

こんな感じで、所信表明演説の段階から関りを持ち、
その後は、施政方針演説でもその力を発揮しています。

  まず、あの感動的な施政方針演説後のこと。(中略)
  だから、まず、国民にじっくり聴いてもらい、かつ、じっくり考えさせたという点で、
  凛子のスピーチは評価されてもよい。
  これは、凛子のブレーンである「伝説の」スピーチライター・久遠久美の、
  縁の下の力によるところも大きかっただろう。(p.343)

さらに、勝負の解散総選挙でも、もちろん大活躍。
この時には、夫の日和にも例のアドヴァイスをしていました。

  が、凛子のお抱えスピーチライターであり、
  選挙演説のコンサルタントを務めた久遠久美さんに、
  「最後まで、決して泣かないこと」と、厳しく言われていた。
  「日和さんが泣き出したら、総理だって泣きたくなっちゃうでしょ」と。
  総理のためにも、決して泣くなとのお達し。
  「それに、いくらイケメンでかわいい旦那さまだからって、
   さすがに四十男が男泣きしたら聴衆はドン引きよ」とも。
  さすが久美さん、勘が冴えている。(中略)
  で、「最後まで絶対に泣きません」と久美さんとは確約して
  (この約束、幼稚園レヴェルな気がするが……)、
  応援に駆けつけることとなった。(p.378)

政界の様々な人物や政党名、さらには政局等々、
その設定は 『本日は、お日柄もよく』 とは全くの別物です。
でも、久遠久美というキャラクターに関しては、まさに久遠久美そのもの。
こういう登場の仕方というのは、読者にとっては嬉しいものですね。

そして本著において特筆すべきは、安倍昭恵さんによる巻末の「解説」。
この作品の文庫版が刊行されたのは、2016年12月のこと。
そして、 朝日新聞が森友学園の売却価格について報じた のが、2017年2月のこと。
少し時期がずれていれば、この「解説」は、誰か他の方が書いていたかもしれません。

  日和はさっそく騒動に巻き込まれます。
  出勤しようと自宅を出た途端、報道陣に取り囲まれてしまうのです。
  そこにかけこんできたのが、
  凛子が党首を務める直進党の広報担当者富士宮あやかでした。
  彼女は、日和専属の広報担当。
  日和は、彼女から日々の言動についても指示されます。
  これは、私とは大きく違うところで興味深く読みました。
  私には広報担当者がおらず、総理の外交行事の時以外は、
  基本的に自分が会いたい人に会い、行きたいところに行っています。(p.449)

「富士宮さんのような人がいたら……」
今頃、晋三さんはそう思っているかもしれません。





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Last updated  2020.05.05 12:03:16
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