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kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2026.01.02
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カテゴリ: 文芸

 「見上げれば三日月」のタイトルで連載されたエッセイのうち
 41編を選んでまとめた『ないものねだるな』(2022年2月刊行)を
 文庫化に際し改題した一冊。
 著者は、エッセイスト、作家の 阿川佐和子さん

   ***

  まさに、世界を震撼させた新型コロナ時代の到来をつゆとも知らぬ頃に始まって、
  その後じわじわと、かつて経験したことのない種類の恐怖と焦燥と発見の日々を
  綴ってきたといえる。(p.242)

これは、阿川さんによる「あとがき」の一文ですが、
まさに、本書に掲載されているエッセイは、
あの新型コロナ狂騒曲の開演前から序曲を経て大混迷を極めた時期に書かれたもの。
それにしては、阿川さん結構冷静で落ち着いたペン運びのように思います。

  齢を重ねると、身体のあちらこちらが詰まり始める。
  血管が詰まり、骨と骨の間が詰まり、そのせいで背丈が詰まり、
  お腹には脂肪がたっぷり詰まって永久脂肪と化す。
  そのくせ大事なことは体内に詰まってくれず、どんどん流れ出ていく。
  いや、もしかして脳みそが詰まるから、新しい記憶が涙のごとく外に溢れ出てしまうのか。
  まず、人の名前がどんどんばんばん出ていく。
  もともと覚えがいいほうではないが、とみに記憶力が落ちている。(p.66)

これぞ、老人初心者のあるあるですねぇ。
人の名前も、出てくるときには無意識のうちにスッと出て来るのに、
一度引っかかってしまうと……もうダメなのです……
まさに、「詰まってしまった」という言葉がピッタリ。

実家の片付けのエピソードも、ホントあるある。
何も見ずに、思い切って全部処分した方が精神衛生上は良いのかもしれません。





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Last updated  2026.01.02 17:08:59
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