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これは アメリカでの不動産売買のことです。
日本とはちがうところもあるかと思いますが。。。。。
太郎さんが 家を売ろうと思いました。 いろいろな友人、そのまた知り合い
などが わたしが売ってあげる、夫がその商売をしているから夫に売らせて、
知人が不動産のブローカーだから わたしが話してあげる、などなど
売りたいひとはたくさんいました。
わたしにも相談がありましたので わたしは 確実に問題を起こさず
売ってくれるひとを紹介しました。 ブローカーは知人とかでは
ないひとのほうが いろいろ言い易いからです。
とにかく部屋が汚過ぎて このままでは売れないということでした。
太郎さんは そのためにお金を使うのがとてもいやだったようで
なかなか売りにだすまでにはいたりませんでした。
それで ブローカーさんは 自分のお金で カーテンを買って来て
取り替えたり、ベッドカバーもみてくれがいいように布地を買って
作ったのです。 写真で見た限りでは 感じのいい仕上がりに
なっていました。 そして 半年近くかかりましたが 売れました。
こちらでは 売るひとが 何日以内にでます、ということで
大体 長くても3ヶ月、短かったら2週間、平均して1ヶ月で
家を明け渡します、という書類を作るのです。
そのときに 売り手と買い手の間の約束ごとも取り交わします。
太郎さんは 1ヶ月以内に明け渡すということにしたようです。
ところが その書類を作ったあとで 1ヶ月以内には間に合わない
と思って 少し長くいたいと思ったようです。
太郎さんは ただで長くいようと思った訳ではありませんでした。
ちゃんとお金は払うつもりだったようです。
問題は この支払う金額ですね。 買った人が では ここは
月に2000ドルの家賃をもらう予定だったので 1週間の
ステイということで 469ドルいただきます、というか
もっと値段をあげて 月に3000ドルの家賃の予定ですから
と言われたら 700ドルになるわけです。
ところが ブローカーは そういう出費がないように
契約自体を 1週間遅らせてくれるように 買手の了解を
とりつけて 契約書を少し変えるようにしたようです。
法的にも問題がありません。
それに このブローカーがわたしに報告してくれたのは
毎日 そのコンド(日本でいうマンションです。)をチェックに
行ってくれていたようです。わたしは こういうブローカーで
よかったと思いました。 当然 ブローカーには 売った時点で
コミッションがはいります。
この太郎さんは このコミッションも全額払いたくはなかったようです。
太郎さんは このコミッションのことや 家をでる時期のことで
このブロ−カーに対して 大変な怒りかたでした。 とんでもない
ブローカーだった、というわけです。
この太郎さんの友人が そのブローカーを訴えたらいい、アメリカ人
だったら そうする、と言ったこともあり 自分の言い分が正しいと
思い込んでいるようでした。
太郎さんは ブローカーがしてくれたことに対しては 全く 感謝の
気持ちはないようでした。
これが 太郎さんのものごとの解釈のしかたの特徴です。
きのう わたしが書いたブログの内容が反映している例です。
相手の好意は理解できないうえに 家の立ち退きかたにおいても
ブローカーは 買い手がどれくらいの値段を要求してくるかわからない
危険をおかすより 契約自体の日にちを1週間遅くすることのほうが
確実と思っての行為だったのでしょうが 太郎さんはそうは受け取ら
なかったようです。
事情もよく理解せずに よかれと思って動いてくれたひとのことは
悪く思っていたわけで 正直 わたしは驚きました。
太郎さんは 何ごとも こういう受け取りかたをするひとという
ことが 再認識できました。 ひとの話は慎重に聞く事、という
ことが よくわかりました。
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