日系人のあしあと 0
アロエの効用 0
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医者処方の鎮痛剤は 安全でしょうか ?医者は 患者が依存症に陥ってしまうまでは まず考えてはいないのです。単純に 痛みの緩和には 痛み止めは必需品でもあるので ためらいなく処方します。ところが鎮痛剤は 例え医者が処方したにせよ 中毒性をもっているのです。そこから 違法ドラッグ(ヘロイン コカイン その他)にはまっていくケースが多々あるわけです。その危険性があるのが コデイン系なのです。医者は 傷口の痛みに処方するのですが それを服用したひとのなかには単にそこの痛みが緩和されるばかりではなく 偏頭痛 その他の痛みも緩和されることに気がつくわけです。気分的に 爽快になるわけです。だから やめたくなくなるわけです。鎮痛剤の長期にわたる使用は 要注意なのです。鎮痛剤は ある一定の期間は 必要ですが 依存してしまわないためにも自分をコントロールできるようにしてください。多くのひとは 「自分は そうはならない」と思い込んでいるのですがそうなるひとたちの多いこと、多いこと。驚きますから。きょうも肌寒い一日となっています。これから夕食にします。本日は 野菜いっぱいです。きのこもおいもも どっさりと。ペルシャきゅうりの浅漬けもつくっておきました。みなさまも おいしいランチにしてください。
2021.06.04
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つい最近 裁判があっていたようです。選手団が飛行から降りたときでしたか 人相の悪い若僧が 意気がって 腰パンだったので 覚えています。今回は 大麻蜜輸入で逮捕されたようです。アメリカから 航空便で 東京に送ったとか。世の中 舐めていますよねぇ。親は どんなひと ?以下 本人が 裁判所で言ったこと。『 14歳頃からすっていた。アメリカで活動していて 外国人の中で英語が話せなくて 大麻を吸うことが コミュニケーションのひとつだった。」14歳でアメリカ生活 ? この子は 留学生だったのでしょうか。カウンセラーをしていますとね、 お友達が欲しいので ドラッグに入って行くひとたちは 結構いるのですよね。大麻から 白い粉へ。。。。。。友達がいなかったので 友達が欲しくて いっしょにドラッグをするようになって 友達ができたので 寂しくなくなった、と複数のひとたちから聞いています。寂しさというのは 辛いものですからね。駐在員のこどもたちのなかにも 言葉が通じないので ドラッグ アルコール暴力に逃げる子たちは 結構いるんですよね。言葉というのは 実に大事なものです。きょうは ジャケットが要る寒さでしたが 青空が広がっていました。老女は 文句言う事もなく 一生懸命歩いてくれました。わたしの号令は どっこい どっこい よいしょ よいしょ。その言葉にあわせて どっこいどっこいと歩みますよ。きょうは 米粉 で ケーキを焼いてみました。かなりお餅感覚のできあがりでした、そうです、もっちりしたケーキ老女は 初めて食べましたが 大変気にいったようで もっと、もっとと欲しがりました。わたしは う〜ん ???と思いましたので くり返しては作らないことでしょう。
2020.01.09
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彼女のお名前は 岡崎聡子さん。15歳で モントリオールオリンピックに日本代表チームメンバーとして出場。 現在は 還暦が近づいている年令だそうです。人生の半分以上は 塀の中での生活。彼女は 覚せい剤常習のひとで 逮捕歴14回とのこと。体操競技を引退してからは エアロピックの業界で活躍していたようです。そのころ エアロピックはまだ 日本ではめずらしかったようで 彼女はアメリカへ勉強に行ったそうです。そして そこで 仕事が終わったら一服といった感じで 始めたそうです。彼女は 獄中手記の中に書いていました。『 食べものもおいしい。何しろ楽しい。10倍も面白い。気持ちが パッと明るくなる。活力も出る。性的にも 快楽があった。』彼女は 続けていました。『 乱用の怖さはあると思います。お金と同じで 使っているつもりが逆に支配される。その結果 逮捕となれば 一気に堕ちて行く。。。。。』彼女は 2019年4月に また逮捕されているようです。今回の留置所生活では はじめて 慣れていて平気なはずのここでの生活が悲しくて たまらなく寂しかった、と思ったようです。そして わかったことは 多くのかたがたの励まし、アドバイス、その心の温かさ 真摯さに本当に涙があふれて 心が震えた、と書いていました。この手記は 月刊『創』の 編集長 篠田博之さんの尽力によるものです。彼は 事件当時者の手記をいくつも手がけています。岡崎さんは 今は わたしにだって やり直しができるんだ、という希望がでてきているようです。頑張れ !篠田さん 手記のご紹介ありがとうございました。
2019.11.21
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きのう 書いておくのを忘れてしました。追加インフォーメーションです。例えば 大けがをしたとします。医者は 処方箋を調合します。そのなかには 痛み止めが必ずあります。もちろん 痛み止めのおかげで 痛さを忘れることができます。痛さを感じないと 眠ることもできます。ところが 長い間 鎮痛剤を服用していると いままで偏頭痛 その他で感じていた痛みが 緩和されていたりなくなっていたりするのです。怪我や手術とは 関係なく ほかにあった痛みを感じなくなることもあるのです。そうなると 怪我はよくなっても 強烈な痛み止め、モルヒネに体が慣れていっていると そういうものが 欲しくなるのです。医者からもらえるのは 制限がありますので ほかのもので代用しようとすると 次は ドラッグに進む傾向になるのです。アメリカの芸能人たちは この医者からもらう痛み止め中毒のひとがやたらと多いのです。やめられないのです。『慣れ』というのは 怖いのです。きょうは 早朝から バタバタと。現在 午後2時半。これから 明日の準備です。
2019.04.09
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きのう 依存症のことを書きました。依存症は 自分だけの事ではないのです。家族を含む周囲のひとたちにも 影響を与えてしまうのです。依存症は あなた自身を殺したりはしませんが 家族やあなたの周囲にいるひとたちを いろいろな面で痛めつけるのです。あなたひとりだけのモンダイではなくなるのです。また 医者の処方箋薬だから安全とはいえなののですよ。痛み止めは 特に要注意です。日本では ドラッグストアでも買える咳止めに コデインがはいっています。 これは 鎮静剤の一種なのです。アメリカの咳止めには これははいっていません。もちろん 日本でも 量的には少量ではありますが 服用する量をふやせば痛み止めにも効果があるわけです。頭痛が消えたりもしますが ひとによっては 口の周りなどが レロレロになることもあります。簡単に手にはいるので 依存するようになるひとは 少なからずいるのです。今は トラッグストアで購入の本数に制限ができているようですが購入品目,量を 記録しておく公のオフィスがある訳ではないのでここで 3本、あそこで 2本、といった具合に手にいれることは可能になるわけです。身近なひとで 咳止めをしょっちゅう購入している人がいたら 要注意です。 コデインには 中毒性があります。そういうものが効かなくなったら 次に進んでいくのです。
2019.04.08
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高知東生(たかちのぼる)というひとは 元俳優だったらしいですね。目下 薬物依存症の治療を受けているということです。このひとは 有名な女優さんの夫だったということもあって ニュースにたびたび取り扱われていた記憶がありますが。このひとは 逮捕されていたようですが 麻薬取締部に相談し医師を紹介されて カウンセリングをスタートしたそうです。カウンセリングを重ねていくうちに 薬物依存は 病気なんだ。回復可能な病気なんだ ということがわかってきたそうです。それからは 依存症の集会参加も始めたそうです。自分をさらけ出し (経験したことを)分かち合い そして理解してくれる仲間とも呼べるひとたちとのコミュニティーを知る事になったようです。このやり方は 依存症のリカバリーの典型的な方法です。カウンセリングを受ける事によって 自分の事がよりいっそう認識できるようになっていきます。そして 同じような体験があるひとたち その家族とのふれあいは大きな影響を与えてくれます。そして 同じ状況のひとたちとの接触は 大きな意味をもつのです。依存症になってしまうと 家族、周囲のひとたちにも苦しみを与えてしまうことに気がついていきます。高知さんは言っていました。どのプログラムを用いるかではなく 続けることその通りなのです。 続けること。もう大丈夫とは 思わないことなのです。生きている間は 常に 軌道修正をしながら 昔のパターンに戻らない努力は忘れてはいけないのです。彼は続けていました。自分を裏切りたくない。それを教えてくれたのは(依存症)の仲間だし とにかく 今は 役に立ちたい。自分のためにも そういうひとたちのためにも 『 一人じゃないよ、大丈夫 』ここまでになるまでは 大変なことだったはずです。誰かも言っていました。体験者同士で話すと 心が軽くなる。
2019.04.07
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これは フロリダ州で実際に起こった事件です。両親と同居している娘は その日 ステーキハウスに連れて行ってよ、と両親に頼んだようですが 両親の答は “ノー”。怒った娘は まず母親を グーパンチ。止めにはいった父親の体の数カ所をひっかいたそうです。そのあとは 家具をひっくり返したり 投げたりの大暴れ。最大の被害は ガラスのダイニングテーブルを窓に向かって投げつけたようです。その結果 ダイニングルーム中に ガラスの破片が飛び散っていたようです。そして 娘は ナイフを握り 父親にたいして ” あんたを殺してやる。”父親は 何とか警察に電話をすることができたようです。警察が来た時は 娘は落ち着いていたようですが このひとは28歳。 決して ティーンエイジャーではありません。何故か両親と同居。両親は 年をとって 体にも支障をきたしている状態。そういう両親を 娘は アタックしたのです。何ともすごい話です。ドラッグに依存していると こういうことも 起こる可能性があります。日本語に 『火事場の馬鹿力』というのが ありますがかーっとなったら ベッドくらい投げつけられるのですよ。もちろん 部屋の壁には穴があきます。それくらい 想像ができない破壊力を発揮できるのです。そういう段階になると 専門の病院に入院させないと 毎日の生活を落ち着いてはできなくなります。Have a beautiful day !
2019.01.19
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きのうは 痛み止め ,鎮静剤の過剰摂取に関することを書きました。 医者が処方するクスリでも中毒になるのです。 もうちょっと,もうちょっとのくりかえしで 依存してしまうのです。大けがしてしまい 手術になります。 すごい痛みです。 当然 痛み止めを服用することによって緩和するようにします。 ところが 患者によっては傷の痛みが緩和されるだけではなく もともとあった頭痛もなくなることに気がつくひともいます。ほかにあった痛みが その鎮痛剤で消えるようになるということに気がつけば その鎮痛剤をやめることが むずかしくなてしまうのです。痛み止め依存症の恐ろしさは ここにあるのです。覚せい剤、ヘロイン、コカインなども 似ていますよ。脳が 不安、心配がなくなって 気持がラクになることを覚えているので また 欲しがるのです。一度 そういうものに溺れてしまった体験があると” ドラッグをやりたい ”という気持ちが なくなることはないのです。ドラッグをやめて 5年経とうが 10年経とうが 再発の可能性は 非常に高いのです。
2016.06.04
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シンガー プリンスの死因が発表されました。鎮痛剤 オピオイド opioidの過剰摂取によるものだったようです。これは 長期間続く慢性痛の使用する鎮痛剤です。いわゆる痛み止めの過剰摂取です。医者の処方箋で購入します。医者が処方箋を書くときは 人体が安全さを保つ摂取量を指示しますが それで効き目がイマイチだと患者が勝手に飲む量をふやしてしうとこういう結果を招くこともあります。とにかくこの痛みをすばやく消したいと思うと 医者から指示された量以上に摂取してしまうひとは 多いのです。こういうひとたちは 長期間痛みを抱えているはずなのでクスリの効き目も鈍くなっていることもあります。最近は 鎮静剤中毒に陥っているひとたちが ふえています。痛み止めは 中毒になるということを 覚えていてください。
2016.06.03
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ドラッグを味見してみたい、とか どういう反応がでてくるかなどの好奇心から 試す人もいますがおすすめできませんというか しないことです。 ドラッグは 脳が使ったときの快感を忘れられなくなるので 脳が 求めるのです。悩みごとや 痛みが なくなってしまった、という錯覚に落ち入らせるのです。一度 依存症になってしまうと ドラッグは要らない、と思う日には まずなりません。だからやめたはずなのに 5年経っても,10年経ってもまたある日突然 欲しくなって 元に戻ってしますのです。わたしは ここでもくり返していっていますが ドラッグとの戦いは 一生続くのです。 生きている間は ずっと気を許すことはできないのです。もちろん 専門家の力は必要です。 それとご本人の意志ですね。 絶対 やめてやる、やめてみせる。まわりにいる人たち、家族,きょうだい、友人たちの理解と協力は リカバリーにとっては大きな要素です。 ドラッグ依存症の施設にはいることも おすすめします。そういうところでは 入院しているひとたちの大半はやめたい、と願っています。 自分も 周りの助けが必要ですが やめたいと思っているひとの手伝いをしながら自分も やめるんだ、やめてやる、という強い意志をもつことです。ひとを助ける喜びがわかってくると 自分も変わっていくのです。 こういう時には 仲間の存在は 大きな力となってくれます。 きょうは 休憩日にしますか ?何にもしないことに ギルティーを感じることはありませんよ。何もしなくてもいい日があっても おおいに結構なのです。わたしはこういう時は you tubeで日本語番組を覗きます。もちろん 何年も前のプログラムも ヒョイと出て来たりしますが意外な発見があったりもしますよ。ごゆっくり お過ごしください。
2016.03.06
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アンドレ キャラビ氏は フランスの作家です。87歳。 日本では 「 目からうろこのヨーロッパ 」とか 「 知らないと恥かく世界のマナー 」が知られているようです。このかたの 言葉です。『 麻薬の効果は 一瞬。 麻薬の副作用は 一生 』 きょうから また 一週間の始まりですね。深呼吸、ゆっくりとそして笑顔で あいさつですよ。行ってらっしゃい。
2016.02.07
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覚せい剤使用で大騒ぎになった歌手が 1ヶ月以上の拘置期間を経て つい最近保釈されたようですね。本人が言ったことは 書いたことかはわかりませんが「 裁判まで 医師の指導を受けます。」とありました。その裁判は 8月の下旬にある予定だそうです。それまでに2ヶ月もありません。 この発想は無知からくるものでしょうか ?ドラッグを軽くみてはいけませんよ。そんな簡単に さようならはできないシロモノなのです。ですから リピートしてしまうのです。この歌手は 現在は入院中とのことですが ( 多分 リハビリセンターでしょうね。 精神科の医者が常駐しているはずです。)入院したから 症状がすぐにかわるということはあり得ないのが現実です。 医学的な治療は もちろんですが カウンセリングは とても重要な治療のひとつです。家族のサポート、友人、知人、仕事関係者のサポートも必要です。1ヶ月、2ヶ月くらいでは かわることはありません。何年もかかりますよ。ほとんどの患者たちは まだ 状況をうまく理解できていないのです。 すぐ 止められる、と思っていることが ほとんどです。何もなければ 一時的にやめることは可能ですが 人間をやっていますと 何も起こらない生活はないのです。何かが起るのは生きている証しとでも言いましょうか。必ず何かが起るのです。カウンセリングをしっかり受けて 決してぐらぐら しない 土壌を作っておかないと また ユラユラが始まるのです。そして ドラッグへ逃げたくなります。 ほんの一時的には辛さ、苦しみ、悲しみを忘れることはできますから。また はまり込んでしまいます。ですから こちらでは 中毒になったひとを対象にした ミーティングがあっています。 一時的にドラッグをやめているひとたちです。わたしたち カウンセラーはそういうところに出かけて行って 話を聞くのです。そこには 中毒になってしまった本人とその家族が来ています。毎回 涙、涙のミーティングになっています。気がついたことは 参加しているかなりのひとがリピーターということと 犯罪をおかしたひとが 大勢いるということでした。アルコールやドラッグを買うお金欲しさに 窃盗、恐喝を犯しているのです。もちろん殺人などにもつながることは 容易に判断できます。アルコールやドラッグに溺れ過ぎて車の運転をしたあげくの大事故を起こして人が亡くなっているケースもあります。警察に逮捕されて入院です。 でも入院しただけでは 再犯してしまう可能性は極めて高いのです。 何故 自分はドラッグに走ってしまったのか ? アルコールに逃げてしまうか ? これを考えさせなければ 何の治療も中途半端なのです。自分の生い立ちから始めなければなりません。 ここを軽くみてはいけません。 ここがスタートです。ここで どう吐き出してもらうかが カウンセラーの腕のみせどころといっても過言ではありません。言わなきゃだめですよ、とか 裸におなりなさいよ、では Xです。自分の言葉でしゃべってもらわなくてはいけません。 自分の過去を思い出してしゃべると言うことは むずかしいのですよ。特に 男性にはハードルが高い。言いたくない,俺はオトコだ、の感覚。 裁判までは医者の指導を受けます,程度の感覚は 自分の症状の理解が低いといえます。 医者とは 長年のつきあいになるし カウンセラーは自分のサイドに常にいてもらうくらいの感覚で 何年もかかるのは常識なのです。このひとに そこのところを厳しく指導するひとがいないと 再度のめり込むことは 簡単に予想できます。それくらい 回復するのはむずかしいのです。
2014.07.05
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逮捕されている 例の歌手ですが 妻が 壮絶なDVを受けていたと言う報道がありました。『 ああ やっぱり。』と思いました。以前にも書きましたが ドラッグまみれのひとは 想像もできないくらいの力を出すことがあるのです。 ベッドをかかえて 壁に投げたり,とにかくモノを破壊するのです。この力で殴られたら 運が悪ければ 死亡、大けがにつながるのです。ここまで来てしまうと 少々の治療では追いつきません。監視付きの入院生活をしなければなりません。クスリが切れ始めたら 大暴れにつながってしまうことは多々ありますし本人には 何をやらかしているのかは わかっていないのです。 家族が警察に連絡をするというのは なかなか勇気が要ることです。家族によっては 救急車を呼んで 一応 押さえてもらうということも考えます。 もちろん 即入院 そのあと 経済的に許せば中毒患者の入院施設にはいります。この歌手の家族が どうして救急車ではなく 警察をさきに呼んだのかはわかりませんが 危機感は大きかったことでしょうね。自分たちの命にも危機感はあったでしょうし 他人様にも危害を加える可能性は非常に高いのです。 カウンセラーとして思います。ここまでになるまでに 何らかの手をうたなかったのかと。アメリカ、イギリスなどのミュージシャンたちは まず入院するひとたちが多いのです。 入院することによって クスリ抜きをしてもらうわけです。 ここまで思い中毒になっていると やめることに時間がかかりますが 例え 一時的にやめることができたにしても 繰り返すひとが実に多いのです。 5年やめている、10年やめているといっても100%信用がおけるわけではないのです。何年もやめていても 何かのきっかけでまた入り込む可能性は高いのです。ほとんどの場合 『逃げ』が大きな理由なのですから。 生きているあいだ中 もう絶対しないぞ、という強い 意志の力が必要です。 ドラッグは 恐ろしい。
2014.05.30
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最近逮捕された歌手は 俗にいう 『 ジャンキー 』です。こうなると 理屈ではなく ドラッグは空気のようなもの。ブレーンは関係なく 体が求めます。依存症などの言葉より もっと深いものがあります。ここまでに至るまでには 相当な年数、量、金額がかかっていることが予想されます。 ジャンキーから 抜け出ることができるひとたちは 決して多くはありません。 むずかしい。例え やめることができることがあっても 何年もかかりますのでその間クリーンでいることは きわめてむずかしい。誘惑を断つことが出来ますか ? 意志の力は ?家族のサポートは ? ここまでになっていると 医者の力、入院、カウンセリング、家族のサポートなど 効果につながるまで 時間がかかってしまいます。何年間も 踏ん張れますか ?
2014.05.24
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ドラッグ使用の歌手のことは 連日報道されています。きのう読んだ記事に あれ〜っ?と思ったものがありました。 売れなくても ” 曲の評価は高い ”と言ってくれるひとがいればよかった。。。。。( そうでしょうか ? 落ち込んでいるひとには そういう言葉くらいで 何かが変わることは まずあり得ません。 じゃあ どうして売れないんだ ?ということにつながります。 そんな 単純なことではないのです。) 罪は罪として償って また新しい曲を作ってほしい。( 罪を犯していた、という自覚があったかどうか ? ラクになりたい、一心では 罪という意識はなかった可能性は高いです。 その意識に欠けていたならば 『 どうして ばれたのか 』としか 考えないでしょう。) 彼が 生み出してきた名曲は 子供と同じ。親が 子供を泣かせてはいけない。( 果たしてそう思っていたでしょうか ? ファンが喜んでくれる曲をつくりたい、という気持はあっても 『 子供 』と思っていたでしょうか ?例えようが適切ではないと思います。) ドラッグにはまる、ということは そう単純に言いきれるものではないのです。生まれ/育ち 環境 などなど 複雑にからみあってきています。だから クスリ断ちには時間がかかるのです。 この歌手の家庭環境は どうだったのでしょうか ?会話無し ?心もかよっていなかったのであれば 逃げ場所を探したいでしょう。売れなくなり始めたときに 家族の心のサポートがしっかりあって 本人も生き方をかえる努力をしていたならば こういう結果にはつながらなかったと思われます。売れなくなっても ひとを喜ばせることはできるのです。今までしなかったような『集い』をしてみたり、 病院訪問、施設訪問などの活動もあります。今までとは 違った世界にはいってみるのです。そういうときの 家族の理解とサポートは大きいのです。 自分だけのことしか考えないと辛さは深いです。 『 生きていくこと 』は 決してたやすいことではありませんが本人の考えかたひとつで 変わってもきます。しがまえつく。。。。。これでは 逃げられません。踏ん切りをつけることです。踏ん切らないと 先に進むことができません。
2014.05.22
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心配があるひと、 不安があるひとたちだけではありません。寂しさがあるひとも 仲間にいれてもらいたいので ドラッグに手をだしてしまうひとは多いものです。早いひとは 小学校のときから スタートしてしまうのです。それと 自分が置かれている環境も大きく影響します。まわりに ドラッグやアルコールがはびこっている環境に育つと一般のひとがかんじるほどには 『罪悪感』がないのです。「 みんな やっていることだから。」 ドラッグやアルコールの問題にはまるひとたちは 小さい時からの環境の影響無しとは 考えることはできません。例え 親に教育があっても 資産があっても その子供が欲するものが与えられなかった場合は そちらのほうに入り込むひとたちもいます。 だから 「はい、ドラッグやめましょう。 ご家族が悲しみますよ。」程度の説教,治療では 依存症、中毒から抜け出ることは まずできません。生い立ち分析は とても大事なことなのです。
2014.05.22
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自分が思ったような人生の流れに乗らなくなってしまうと人間は焦ってきます。特に 芸能人 プロのスポーツ選手の場合 極端にあらわれてきます。寄り付いても 見返りがない( ただメシ、ただサケの類い )とわかれば潮が引く様に ざざ〜っと周りからひとがいなくなります。いままでは 華々しく 賑やかだったのが シンとして生活にかわってしまうはず。 あんなにたくさん耳にしていた お世辞も聞こえなくなります。 持ち上げてくれるひとがいなくなる。。。。。 ここのところで 人生の整理ができ始めたな、と思うことができればセーフでしょうが 惨めになって 自分を見失うとアウトです。ドラッグは 食べなくても おなかが空かないひともいるし眠らなくても平気になるひともいるわけです。一番大きなところは 心配 不安が消えてしまう錯覚といわれています。 先日 逮捕された歌手は しゃべりかたが レロレロ気味だったと言われていますが これは 医者が処方した痛み止めででもなります。このひとには 何か痛みがあったのでしょうか ?
2014.05.21
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週刊誌では 去年も叩かれていた歌手が逮捕されたようです。ドラッグは一回はまってしまうと 10年間クリーンな生活をしていても何らかの出来事 に遭遇してまたドラッグに戻る例は 決して珍しくありません。本人は もう絶対にドラッグには手を出さないと強く思っていてもなかなかそうはいかないのが現実です。売人のまた売らんがための作戦にはすざましいものがあります。依存症、中毒にさせることによって 売人たちにとっては 定収入につながるわけですから 泥沼に引っ張り込むための努力をするわけです。極端な話 何回かは只で提供したりもして つり上げるのです。 わたしが まだ心のケアの勉強をしているとき ドラッグ、アルコール依存症、中毒のひととその家族に対して心のケアを指導する施設に行ったことがありました。びっくりしたのは ほとんどの参加者がリピーターだったことでした。何度も何度も 同じ間違いを犯しているのです。 本人も泣いているし 家族も泣いていますが やめたい、やめようという気持がぐらつくのは早いのです。ドラッグ、アルコールのせいで 死人がでてしまった交通事故を犯したひとたち、ドラッグマネーが欲しいために 泥棒をして逮捕されたひとたち。悲惨な生活を たくさん聞いています。家族にこういうひとがいると 家族の生活も変わります。ドラッグ中毒の場合 ベッドを抱え上げて壁に投げつけて 壁に大穴があいた、とか普通では想像もできないくらいのダメージをだしてしまうことも珍しくはないのです。日本語に火事場のばか力という言葉がありますが まるでそうなのです。車をたたき壊したりもします。もちろん ひとによっては 家族や周囲のひとたちにも そういう力を出してしまうのです。もちろん 大けがさせられます。クスリが抜けると ごめんなさい、も気持がでてきます。 どうしてこんなことをやってしまったんだろうと後悔もします。相手にたいして 申し訳ない気持、自分を情けなく思います。自分はダメな人間だ。 どうしもない人間だ。辛さが大きくなっていきます。そしてまた ドラッグに手をだします。 忘れたいから。みじめな思いを消してしまいたいから。 ドラッグに 興味があっても やってみようとは思わないほうがいいです。一度そこに染まると 一生ついてくる、と思っていたほうがいいと思います。この歌手の場合も とても有名だったひとらしいですね。( 残念ながら わたしは名前しか知りませんが。)芸能界では 華々しい活躍が死ぬまで続くことはないでしょうからちょっと売り上げがスローになったきた時点での焦りは大きいでしょう。そういうスキを狙って 売人達が上手に寄ってきます。心配しているふりをする。ともだちのふりをする。酒代を あるいは遊興費をだしてくれたりもします。そして頃合いをみて ド〜ンと落とすのです。またまた網の中にはいってしまうわけです。
2014.05.20
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元プロ野球選手が薬物疑惑で騒がれているようですが。ご本人は 糖尿病での入院と言っているようですね。はっきり言いまして 糖尿病で ろれつがまわらなくなることは あんまり考えられないことです。 ぼ〜っとなってしまうことはあります。 目がまわるような感じですね。こういう時は しゃべろうとかする気持はありません。最悪の場合 そのあと 倒れこんでしまいます。薬が効き過ぎた、ということも考えられますし 長時間 食べ物を口にしていなかったかもしれません。 報道によると 意味不明の言動、ワイルドな行動が見受けられたとのこと。これは 痛み止めの薬からきていることは 十分考えられることです。そうですよ、医者が出す処方箋薬でも こういうことが起こるのです。激しい痛みがあるひとたちは 思います。「 もっと早く効き目がでてくれる薬 」「 もっと強力な薬 」これを 欲します。 そしてラクになりたい。もちろん医者は 無制限には出さないし 薬によっては法律で制限されているはずです。では 患者はどうしてしまうかといいますと 飲む量を勝手に増やすのです。一日一錠が パッパッパと三錠,十錠へ。薬の量が多過ぎると 気分のムラも激しくなってくるのが明らかになってきます。 気分がハイになったり 反対にうつ状態にもなります。そして発音にも影響がでてきます。 ラリパッパ状態に陥る可能性があります。自分でも 何だかおかしいと気がつくこともありますが やめたくない、やめられない。痛み止めにも 弱いものから強いものまでいろいろですが どの薬にも共通しているのが 習慣性になることです。 アメリカでは もう何年も前から 痛み止めの薬害が問題になっています。こういうものを 医療関係者たち(薬剤師も含む)が ブラックマーケットで売ったりして 逮捕されているケースもあります。痛み止め薬を飲むことによって 傷だけではなく 頭痛もなくなったりもしますので 患者は いいものを見つけた、と勘違いしてしまったりもします。痛み止めは 錠剤だけではありません。 注射もあります。 痛みがあれば 痛み止めの薬を飲むのはいいのですが 要注意なのです。意思の力も要りますし 担当医師の考え 家族のサポートも大事です。 決して 軽い問題ではありません。
2014.03.15
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元プロ野球選手が薬物疑惑で騒がれているようですが。ご本人は 糖尿病での入院と言っているようですね。はっきり言いまして 糖尿病で ろれつがまわらなくなることは あんまり考えられないことです。 ぼ〜っとなってしまうことはあります。 目がまわるような感じですね。こういう時は しゃべろうとかする気持はありません。最悪の場合 そのあと 倒れこんでしまいます。薬が効き過ぎた、ということも考えられますし 長時間 食べ物を口にしていなかったかもしれません。 報道によると 意味不明の言動、ワイルドな行動が見受けられたとのこと。これは 痛み止めの薬からきていることは 十分考えられることです。そうですよ、医者が出す処方箋薬でも こういうことが起こるのです。激しい痛みがあるひとたちは 思います。「 もっと早く効き目がでてくれる薬 」「 もっと強力な薬 」これを 欲します。 そしてラクになりたい。もちろん医者は 無制限には出さないし 薬によっては法律で制限されているはずです。では 患者はどうしてしまうかといいますと 飲む量を勝手に増やすのです。一日一錠が パッパッパと三錠,十錠へ。薬の量が多過ぎると 気分のムラも激しくなってくるのが明らかになってきます。 気分がハイになったり 反対にうつ状態にもなります。そして発音にも影響がでてきます。 ラリパッパ状態に陥る可能性があります。自分でも 何だかおかしいと気がつくこともありますが やめたくない、やめられない。痛み止めにも 弱いものから強いものまでいろいろですが どの薬にも共通しているのが 習慣性になることです。 アメリカでは もう何年も前から 痛み止めの薬害が問題になっています。こういうものを 医療関係者たち(薬剤師も含む)が ブラックマーケットで売ったりして 逮捕されているケースもあります。痛み止め薬を飲むことによって 傷だけではなく 頭痛もなくなったりもしますので 患者は いいものを見つけた、と勘違いしてしまったりもします。痛み止めは 錠剤だけではありません。 注射もあります。 痛みがあれば 痛み止めの薬を飲むのはいいのですが 要注意なのです。意思の力も要りますし 担当医師の考え 家族のサポートも大事です。 決して 軽い問題ではありません。
2014.03.15
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再か 再々デビューを果たした歌手がいますよね。退院したその日にも 睡眠促進剤などを まるでキャンディを食べるかのように口にしていたそうです。入院させるときは 男兄弟3人が押さえなければ間に合わないほどの暴れかただったようです。入退院の繰り返しはあったようですが 家族の理解と協力で再度 歌えるようになったようですね。 もちろん 本人の努力が最初にきますが 家族をふくめた周囲の理解と協力というのはなかなか手にいれることはできないのです。自分の子供が あるいは きょうだいが白い粉をふくめたドラッグに はまってしまっているのはわかっていても まず どうしていいか、がわからない家族のほうが多いのです。理解より前に 責めてしまうのです。ましてや 協力となるとまた大変ですから 家族達は かかわらないようにしたい、と思ってしまいます。 なにも言わないないようにしよう。暴れないように、刺激しないように。。。。。実際 暴れるときは 普段からは想像もつかないくらいの力が出ると言います。 ベッドだって持ち上げて 投げることも可能なくらいです。 ですから 壁に穴があいたり ひびがはいったりもするようで 家族は生きた心地がしないそうです。 暴れたあとは あっちもこっちもめちゃめちゃでものすごい被害になっていることもあるということは 知っています。 この歌手が こういう傾向に陥ったのは 失恋だったようです。 辛さを忘れるために 薬に逃げたのです。ほかに 逃げる場所を考えることができなかったのでしょうね。立ち直れたということは 本人が 自分が戦わないと 状況はかわらない、ということを自覚したのでしょう。でも 薬物と縁をきるというのは 簡単なことではありません。時間もかかります。 そして 一生 自分で自分を 上手にコントロールしなければなりません。自分が陥いる傾向をしっかり把握していなければ またいつだって 中毒になってしまう爆弾をかかえているわけですからね。 だから カウンセリングが大事になってくるわけです。 自分を知る事。 自分の性格の傾向を知る事で 人生がかわってくるのです。 自分を 引き戻せる 別の自分を確立させないといけません。それが十分できていないと またクスリに逃げます。 短い時間ではありますが 嫌なことを考えない時間には ひかれますからね。 忘れられる、と錯覚を起こすのです。 状況は何にも変わってはいないのですよ。 この歌手のお兄様が言ったそうです。「地獄だった。」本人にとっても 家族にとっても そうだったことでしょう。この歌手が一生 ドラッグと縁がきれるかどうかは わかりませんが本人次第です。 縁をきることは 可能です。 逃げる場所をつくっておくこと。 問題を ひとりで抱え込まないこと。どんな小さなことでもいいのですが ひと様の役にたつことをすること。自分がかわれば 周囲もかわってくるということを認識すること。ありがとうの気持ちを 常にもっていること。 頑張ってほしいです。
2013.08.24
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元と書いてあるところをみると 現在の職業は何なのでしょうか ?以前 わたしは ここに クスリで警察にあげられたひとたちは刑務所にはいったら 反省ではなく 塀の外に出たら いかにしたら ばれずに使用することが出来るかをみんなで 考えている事を書いたと思いますがこのひとの場合も例外なく ここにあてはまりますね。 いい歳をとったおじさんでしょうに 同じ事をくりかえしています。 もしかしたら やめたい、という気持ちはないのかもしれません。 中毒になっているひと、なりつつあるひと いろいろいますがまず第一に 「 自分は やめたい。やめてみせる。必ずやめる。」という強い意思がなければ やめることはできないのです。自分のために やめるということをわかってください。止める方法は そのひとによって違って当たり前ですが 必ずやめることができるのです。 もしかしたら ドラッグで塀の中にいれられても 罪の意識が低いのでしょうか ? 人を殺した訳ではありませんからね。 はっきり 言う事ができます。ドラッグは 自分との戦いなのです。だから 自分が 必ずやめる、という強い意思と努力 (家族のサポート、医者,カウンセラー,宗教などのヘルプ)でやめることは可能になります。家族のサポートは 大きいです。
2013.06.08
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たばこをやめたい、と思ってもなかなか止められないひとは多いものです。 やめたい、と思い乍らも ついつい手のほうがのびる。。。。。禁煙はヒプノセラピー(催眠療法)は実に効果的ですがここでは 書きません。ある女優さんの成功したたばこのやめかたをご紹介します。このかたは 有名なアメリカの女優さんです。あるとき わたしは インタビューする機会がありました。そのとき 何故か たばこの話になったわけです。彼女は かなりのヘビースモーカーだったそうで 何度となくやめようとしたらしいのですが できなかったそうです。やめようと思うと よけいにたばこのことを考えてしまってもっと吸っていたそうです。 そして ある時 ふと考えたそうです。わたしの毎日の生活は たばこにコントロールされてしまっている。毎日 たばこのことばかり考えていることに気がついたそうです。彼女は 思いました。 「 冗談じゃない。 わたしは 自分の毎日をたばこにコントロールされている。 わたしは 自分の意志で人生をコントロールしたい。 してみせる。」と考えることができたら 別に特別な方法をつかわず すんなりやめられたそうです。体重はふえたらしいですけど 気分がいいと言っていました。
2013.04.18
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先週 シルベスター スタローンの長男 セージが死亡しました。36歳でした。 その週末には ラスベガスで結婚する予定だったそうです。母親が 連絡がつかない息子の安否を気遣って お掃除のひと ( クリーニングレイディ )に 様子を見にいくように頼んだところ 死亡しているのがわかったようです。 しかも 死後何日かが経っていたようです。まだ 正式な検死の 結果はでていませんが 調査員がちょっと漏らしたところによると 死亡していた部屋の中にはいくつかの小さな袋が見つかった、とのことです。この袋には 白い粉が入っていたそうで コカイン か もしくは痛み止めの処方薬( つぶしたもの )だろう、ということです。 部屋いっぱいに ビールの空き缶があり、 大きなサイズ( 処方薬がはいっている大型の容器という意味で ビール瓶のサイズというようなものでは ありません。)の処方薬の 空の容器が60個も見つかったそうです。この処方薬は バイコディンとよばれているもので 中毒性をもっていますので 医者によっては 処方をやめています。手術後、けがなどの痛み止めに使用されていますが 傷が癒えてもこの薬をやめられないひとは多くいます。 部屋の散らかりようから かなりの期間 ひとりぼっちの生活をしていたのではないか、と憶測されています。 結婚をしようというひとが 結婚前の何日も婚約者と会わないことがあるでしょうか ? それだけではなく 何週間もひとりぼっちだったのではないか、とも言われると これまた 不思議なことです。もしかしたら 「 うつ 」状態だったかもしれません。 バイコディンは頭痛にも効果がありますので 気持ちをすーっとさせるために 使用した可能性もあります。それにしても 60個の薬の容器は多過ぎます。 同じ医者がこれだけのものを 一気に処方することは まずありません。薬の容器には 処方した医者の名前がありますので この医者も警察の取り調べを受けることになるでしょうが アルコールの量と薬の量 からしますと 「 自殺 」のセンもあり得ます。 36歳 まだ先があったのに。。。。。。。 ドラッグとアルコールは 決していっしょに摂取してはいけません。命取りになります。
2012.07.19
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きょうは ウイットニー ヒューストンのお葬式でした。音楽界のアカデミー賞というべき グラミー賞を 6回も受賞した大歌手でしたが この20年近くは ドラッグ,アルコール、奇行の数々で 名前が出ていました。 声はでなくなっていましたしワールドツアーも初期の段階でキャンセルになったりもしていました。一説によると 破産状態でもあったそうで 周囲から 100ドル( 75円 )を借りるほど 困窮していたということです。この100ドルも ドラッグに消えていたようです。 若いときは 熱心なクリスチャンで ツアー中 滞在先のホテルにいても近所にある教会に出かけていたほどでした。 そのひとが評判の芳しくない歌手に夢中になってしまい ドラッグ、アルコールに溺れることになってしまったようです。 この男は いわゆるモテ男でこの歌姫は 彼を 自分が手にいれたかったようですが 結果は ドラッグ、アルコール そして DVという最悪のことになってしまったようです。亡くなったときも 酔っぱらって 大声で騒いでいたようでした。 ホテルで発見されたのは 医者が処方した 鎮痛剤とうつ用の薬の容器でした。 彼女は 何度もリハビリ施設にもはいっていたようですが またもとにもどっていたようです。 ドラッグ、アルコールを断つには軽い気持ちではできません。 何年もかかるのです。自分の強い意志は当然のことながら 環境もかえる必要があります。指導者も必要です。 ひとりを救うためには 何人ものひとの助けが要るといっても過言ではないでしょう。でも 多くの人が 成功しています。 できないことではないのです。できるのです。 アルコールとドラッグのコンビネーションは 命とりにもなります。単に 気持ちがよくなる、ということではないのです。 医者の処方薬も同じです。 48歳の一世を風靡した歌姫は あっけなく 突然逝ってしまいました。
2012.02.19
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クスリ (ドラッグ)で 逮捕されたひとたちは みんな 同じ台詞を吐きます。 涙ながらに うなだれて 反省します。その気持ちに 嘘はありません。 本心 そう思うのです。では 何故 また その道にはいってしまうのでしょうか ?ここで 重要なことは 「 何故 自分は 薬(ヤク)にはいっていってしまったのか 」を しっかり認識する作業をおこなうこと、です。単に やめればいい、ということではないのです。短期間やめることはできても またその道に戻る人は多いものです。ある記事には 41%のひとたちが 再犯と書いてありましたが わたしはそれ以上と思っています。 60%以上になると思います。アルコールやドラッグあるいは 痛み止め依存/中毒のひとたちがカウンセリングの一環として参加するミーティングがあります。( こちらでは 病院などでも行っています。)出席者にリピーターが多い事に 驚きます。それくらい 断ち切ることは むずかしいのです。 あなたは いつから はじめましたか ?その時のきもちは ? 友達がいなくて 仲間にいれてほしくてドラッグ仲間にはいったの ? 辛さが忘れられたの ?悲しみが消えたような気分になったの ?親をふくむ周囲から逃げたかったの ?思いだしてみて。 治療のスタートはそこからです。
2011.02.09
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数日前にも 書きました。( チャーリー シンのドラッグ依存 )売人は はるかに客の上をいく 巧みなセールスを仕掛けてきますからよほど 強い意志が無い限り 手中に落ちるのが普通です。売人は しかけをしてじっくり獲物を待つのです。何食わぬ顔をして 狙いを定めた獲物にエサをまきます。カウンターで わざと隣あわせに座ったりして 世間話をしたりお勘定の面倒をみたり とにかく いい人、ステキな人という印象を与え続けます。 そして時期を見計らって ジワジワと引き込んでいきます。獲物になっているひとたちは 自分たちが獲物として ターゲットになっていることは 気がついていません。売人は 急いては コトをし損じる、ということを 熟知していますからゆっくりゆっくり そして確実に モノにします。 こういう例もあります。Aは コカイン中毒で 入院していました。 しばらくして 帰宅。そのあと 仕事も決まりました。 でもそれは 続きませんでした。仕事をはじめて 2週間くらい経って 帰り際 ロッカーをあけると極小さなビニールの袋が入れてあったそうです。 中味は 白い粉末。何だろうとおもって 開けてみました。 もしかして、と思って小指のさきにつけて なめてみました。一瞬のうちに コカインの記憶がよみがえりました。次の日、また次の日も ちいさなちいさな袋がおいてありました。それから 2週間。 袋がありませんでした。。Aは パニックになりました。 白い粉,白い粉。。。。。。。そして 売人が現れました。Aは また 入院するはめになりました。
2011.02.09
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今回 何回目の入院になるのでしょうか ?またしても,です。特別扱いをしてもらえるような リハビリテーションをしてもまたもとに戻ります。ドラッグの売人たちの 落としのテクニックは ほどほど程度の意志は即 打ち砕きます。「 カモは 逃がさない 」スターたちを含めて リハビリ施設には まず長い間は入院しません。ひとつには 莫大な費用がかかりすぎることです。( もちろん 稼ぎのいい役者稼業には それは該当しませんが )本気で ドラッグを断ちたいのであれば もっと時間が必要です。自分の弱さを 受け入れて,認めることから始めなければなりません。ここが 一番難しいのです。 認めることはしたくないので ドラッグに逃避するほうがラクです。役者の家庭に生まれ,育ったこのひと。金銭的には 不自由はなかったことでしょうが 満たされないものがあったのでしょう。 そして逃げたところが ドラッグとアルコール。この人は きっと 繊細な心をもち やさしいひとなのでしょう。こういうひとを 立ち上がらせるのは 大きなこころをもったひととの出会い そして ひとのために 真剣に何かをすることです。与えることを学ぶと わたしたちは 救われるのです。
2011.02.01
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医者が Dr.Killerになってしまうことは 前回書きました。今日は その続きです。大きな理由は アメリカの健康保険制度にあります。アメリカには 国民健康保険制度がないのです。( 現在 オバマ大統領が この制度を取り入れるべく頑張っています。過去にも クリントン大統領時代 ヒラリークリントン女史が膨大な資料をもとに研究して発表しましたが 議会を通過しませんでした。)極端なはなし A 医師のところで 痛み止めや鎮静剤を処方してもらうとします。間をおかずに 別の医者のところに逝ってまた同じクスリを処方してもらうことが可能です。 保険を使わなければ、のハナシですが。。。。。患者に異変が起ってしまえば別ですが 医者には 患者の記録がないわけですから処方するわけです。日本では よほどのことをのぞいて 患者が 1か月分以上のクスリをもらうことはありません。こちらでは 一度医者に行くと 一年間 何回のリフィル OK, 6か月に 何回まではリフィル OKというような 処方箋をもらうのです。だいたい 1か月分単位でもらうことができるのです。そうしますと 患者によっては 医者の指示以上の摂取が可能になってきます。痛い、といっては ひんぱんに飲み、 効き目が遅いと言っては よけいに飲むひとがでてくるわけです。( アメリカ人のわがままさは 想像を絶します。 スターたちだけにあらず )ただし 一旦 クスリをもらうと たとえ 半年、一年間のリフィルができるように処方されていても 一回分の期間はわかっていますので薬局は 医者の判断をあおぐことになりまず 短期間でのリフィルは不可能になってしまうわけです。では患者は どうするかといいますと 別の医者のところに行くわけです。架空の名前を使うこともあります。また 薬局関係者が 医者の処方箋のニセモノを作って こっそりと危険薬を売ったりする犯罪もあります。ちなみに 日本では 処方箋の乱発、乱用は多くないと思います。( 私自身の 体験からもいうことができます。 )
2009.09.26
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ストリートドラッグの危険性と同じように 危険なドラッグに 医者が処方するクスリがあることはだんだん 一般に知られるところとなっています。雑誌 プレイボーイのモデルで有名な アナニコル スミスが 処方箋ドラッグの過剰摂取でバハマで死亡した一件はいまだに 人々に忘れられていない事件です。ふたりの医者の取り調べは 継続中です。先日 その処方箋薬のオーダーを受けた 薬剤師のコメントが 紹介されていました。痛み止め、筋肉弛緩剤、鎮静剤、その他 クスリの種類と量に驚いた薬剤師は 命取りになることがわかりクスリの提供を断ったということでした。命取りになることは 医者にわかっていないはずはないのですが、 してしまうのです。特に 芸能人を患者にもつ医者に多いのです。エリザベス テーラーがらみでも 3人ほどの医者が 痛み止め薬の処方の件で調査をされています。アナニコルの医者のひとりは 実はわたしの隣人でした。 過去形です。 2か月前に引っ越ししていきました。30代後半でしょうか。 背の高い ハンサムな中近東系の男性。両親もいっしょに住んでいました。愛想のいい好感を持たれる印象の人。アナニコルの医者だったということが 世間に知れたあとは 患者がふえてとても忙しくなったようです。そのせいかどうかは わかりませんが 双子の赤ちゃんを養子に迎えました。( 本人は ゲイなので結婚はしていません。 )その赤ちゃんを世話するのは 住み込みのナニー(乳母)。家も改築しました。その後 警察の手入れがあること二度。引っ越しはひっそりと行われたようです。( 医師のライセンスは 取り上げられていないそうです。 )芸能人の患者がひとり来始めると その友達芸能人たちも ぞろりとやってくるようになります。医者のオフィス、美容院、ネイルサロン、ブティーク、花や、レストランなど ビジネスが大きくなるのです。不動産ブローカーにしてもそうです。 芸能人たちは 同じブローカーを利用して売り買いをするのです。芸能人の患者が増えると わがままにつきあわなければなりませんが、ペイはおいしいのです。この報酬は ある意味では 医者にとっては 禁断の実でもあるわけです。一回食べてしまうと 止めるのは大変です。華やかなパーティへの招待、有名人との出会いも転がっています。ひとりの芸能人患者のために お声がかかると 世界中へ飛びます。ファーストクラスの飛行機、五つ星ホテル、そして 法外な治療費がでます。それと 何より 心地いいのは ” このかたは わたしの医者よ。”と紹介されることです。周囲から ワーオという声があがります。そして ドクター何とか、と敬称を以て 呼ばれるのです。こうなると ご本人もスターさんです。頻繁な痛み止めのリクエストを断ろうものなら こういう患者は去ります。ひとり去ると またひとり、 またひとりと去っていくのです。一般患者は すでにかなりの数が減っています。アポイントメントを作っていても 芸能人に目がむいてしまっている医者は 急な往診、出張がはいってしまいますので それは 突然 キャンセルになりますから 別の医者に移ります。ですから 生活を維持するために 危険は承知で処方してしまうのです。お金、エゴ、見栄のため 医者は ドクター キラーに変身してしまうことがあるのです。
2009.09.23
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まだまだ 続く芸能界ドラッグ騒動です。芸能人たちには どうしてもイメージということがついてまわります。イメージにあわせた生活というものを 意識しなければなりません。もちろん そのイメージが本当の姿であれば 地でいけるわけですがもし 偽りのつくられた姿であれば 演技が強いられることになります。むっとしても ビッグスマイル。号泣したくても 楚々と美しく泣く。( カメラ写りがいいように )ある女優の夫のお葬式でのこと。 彼女は泣いていました。彼女の側に友人がきました。 この女優さんは 泣くのを止めずに 小さな声で友人に聞きました。 「 カメラ写りは これでいいかしら。ちゃんと泣けてる ? 」これは 本当のハナシです。 この友人から直接聞きました。大口開けて わっはっはと笑いたくても うふふふ、とポーズをとる。常に 人目を意識した生活のストレスははかりしれないほどでしょう。有名になって 手にいれた名声とお金。 そしてその代償に支払うイメージ生活。どこに行っても,いつになっても イメージ、イメージ、イメージ。もういや、こんな生活いや、と思うこともあるでしょうが、 スポットライトで受ける快感は忘れがたいのです。 それにともなって お金もはいってきます。芸能人、プロアスリートの生活はひとりではなりたっていません。マネージするスタッフ、この数がまた多いのです。それに加えて 自分自身の家族。親もいる,祖父母もいる,夫、子供、そして 親戚、友人,取り巻き。こけられない、と思って 頑張ろうとする人たちが実に多い。なんとか 頑張ることができる時はいいのですが 時期がくると そうはいきません。容姿の衰え、周囲の流れの変化、自分の気持のなかでの戦い。。。。。。。仕事にも変化がでてきます。 マスコミが追っかけて来ない。あんなに嫌いだったマスコミがなつかしくなります。 何か 聞いてよ、と願うようにもなります。どんどん 落ち込んでいきます。 ストレスはたまる一方ですが 毒ガスの抜きかたがわかりません。 カウンセリングを受けようという感覚もありません。ひたすら 現状打破を考えます。ラクになりたい。。。。。。。ちょっと 試してみたドラッグは 一瞬なりとも 全てを忘れさせてくれます。そして思うのです。一瞬ではなくて も少し長く 忘れたい。ドラッグの量が増えて行きます。この時期になると 法律に触れる行いとかバレるなどとは 意識の外に飛んでいます。たたただ ラクになりたいのです。イメージ生活は辛いものです。
2009.08.10
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押尾という俳優さん エクスタシーを知らずに飲んだ,と言っているという報道がありました。だれかが 故意に ドリンクに混ぜなかった限り まず間違いなく その錠剤あるいは カプセルが 何であったか知っていて飲んだことでしょう。体のシステムが ドラッグに慣れていると 効き目が表れるのに時間がかかるようになります。そうすると 早くハイになりたいと思えば 新たにもう一錠となってきます。摂取する数がふえていくのに 時間はかかりません。私たちは みんな ドラッグ イコール 近寄ってはいけないもの、 体に悪いもの、犯罪である、ということは わかっています。ところが 中毒あるいは 依存症になっている人のほとんどは 自分は そうはならない、と思っていた人たちです。はじめは 仲間どうしのつきあいからスタートすることが多いです。好奇心もあります。 禁断の実です。中毒になっている友人、知人をみて 自分はああいうふうには 決してならない、と信じています。 あいつら ジャンキー。俺は そうはならない。 楽しむだけだから。ところが だんだんそれで終わらなくなってくる人がでてきます。もっと欲しくなってくるのです。 そしてドラッグのことばかり考えるようになり、手にはいるものなら 何でも手にいれたくなります。ちょっとした気持の油断で ドラッグから縁が切れなくなってくるのです。とにかく 近づかないことです。 真面目で おとなしい 学業成績のいい人もワナにおちます。ドラッグを通して 仲間にいれてもらえるからです。友達になってもらうためには ドラッグもしなければと思って スタートする人たちはたくさんいます。ワナは あちこちにあります。ごく 普通の人も 陥るチャンスが 転がっています。ドラッグを軽く考えないでください。
2009.08.06
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先日、あるカウンセラーミーティングに参加した際に、処方箋薬の話になりました。あまり知られてはいませんが、患者の多くは「何のために飲む薬なのか?」ということをほとんど理解せずに薬をに飲んでいるということが多々あるそうです。「お医者さんが処方してくれたんだから、安全」「自分のためになる」「害にはならない」などと思い込み、医者に質問することもなく、言われた通りに摂取する場合がほとんどなのです。処方薬の容器には、ほとんどの場合「何のための薬」という記載はありません。単に”食前・食後”あるいは”4時間ごと”など、飲み方のみ記載してあります。例えば、手術後の痛み止め薬ですが「何時間ごとに飲むように」と書いてあるだけで「If you need it」の記載はありません。(必要な時だけ飲みなさい、という指示がないのです)そのため患者は「依存症になるかも知れない」という危険性は一切考えず、時間通りに飲み続けます。しかし、体がその痛み止め薬に慣れてくると、効果の持続する時間が短くなってくるため、もっと頻繁に薬を飲みたくなります。そして、知らず知らずのうちに、依存していきます。残念ながら投薬の前に、薬の副作用の恐ろしさを患者に説明する医者はほとんどいません。特に、鎮痛剤や鎮静剤に関しては、必ず患者に忠告してもらいたいものなのですが・・・。今回のミーティングでは「マイケル・ジャクソン死去」というニュースがあったこともあり、ドラッグの話題がたくさんでましたが、中には私の知らなかった話もありました。一般には、エルビス・プレスリーの死因は、ドラッグや鎮痛剤、鎮静剤、そしてアルコールの過度の使用によるショック死ということになっていますが、なんと、直接的な理由は「便秘」だったというのです!実は、人間は、こういう薬を摂取し過ぎると、便秘になるんだそうです。そういえば、私の知人も便秘を放っておいてある日トイレで倒れ、救急車で病院に運ばれた人がいましたが、まさか、便秘で命とり!?知りませんでした。
2009.07.08
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マイケル・ジャクソンの死因がらみのゴシップは、当分マスコミを賑わすことでしょう。ゴシップメディアにとっては、ありがたい状態ですね。どこかのニュースサイトに「アメリカ人には依存症が多い」と書いてありました。確かにそうかも知れません。依存症になりやすい理由は、アメリカ人気質と言いますか、我慢ということが極めてできない、しようとしない国民だからと言えるでしょう。何事も即解決、即答を得ようとし、病気でもケガでも、じわじわ、ゆっくり治そうと考えない人が多いのです。アメリカ人がケガをした場合、何時間ごとにこれだけの量と決められている痛み止めを渡されても、即、痛みを消したがるため、薬が効いてくるまでの1時間あるいは2時間が待てません。そして、もっと強く効くように、早く効くようにと、ポコポコと規定以上の薬を口に入れてしまう人が実に多いのです。「もう少し、もうちょっと我慢してみよう・・・」などとはまず思いません。最も、アメリカではブーマー(ベイビーブーマーの意味)達が中年になった頃に、やっと漢方薬やマッサージ等、医者の薬以外の健康薬/治療法に関心が生まれはじめましたが、それ以前は、肩こり、腰の痛みに至るまで全て、薬コントロールが主導でした。また現在、鍼灸やマッサージなどの医者の薬以外に救いを求める人たちが増えてきたのは、薬害にたいする認識が高まっているからだと言えるでしょう。話を戻しますが、こういった理由で、アメリカ人がケガや病気をした場合、即「痛み→医者行き→処方箋薬」に行き着き、「早く、今すぐ痛みをとってくれ!」と騒ぐのです。それに加えてアメリカ人は日本人のように、頻繁に医者には行きません。理由は、忙しいとか面倒だから等様々ありますが、第一に治療費がとても高いので、そう簡単に行けないのです。しかし、一度医者に行って処方箋を貰うと1ヶ月分ほどの薬をまとめて買うことができ、手元に一か月分の薬ががあるわけですから、飲もうと思えば医者の指導以上の量をとることも可能になります。さらに痛みが激しい場合は急患として病院に行き、状況によってはモルヒネを打ってもらうこともできます。彼らは自分で痛みに耐えようとする努力をしないのです。特にセレブたちは、ひとりの医者が痛み止めを出し渋ると、すぐに別の医者に代えます。そして薬を買うときに、健康保険を使わないようにし、保険会社にどの薬をどれだけ使用しているかという記録が残らないようにします。従って、保険を使わず複数の医者の世話になり、また偽名を使用することで色々なな薬を手に入れることが可能になってくるわけです。恐らく今回のマイケルのケースも、長年に及ぶ薬(特に痛み止め)の害があったはずです。最後に打った痛み止めの注射1本で、命を落としたのではないでしょう。長年に渡って摂取してきたたくさんの薬と激しい体の動き(ロンドンのコンサートのため、急に激しいダンスの練習をスタートしています)、また、きちんとした食事をとっていなかった可能性も大ですし、遂に心臓が悲鳴をあげてしまったのではないでしょうか?もちろん、ストレスも大きな理由です。ひとつの大掛かりなショーの準備というのは、本人もその周囲も胃がねじ曲がるような、吐くような生活を強いられます。言葉では表現できないほどの大変さです。そのストレスに耐えて、精神面と肉体面のコントロールができないといけませんし、それに加えてお金、つまり予算や客の入り、数々の商品など・・・・本当に、命が縮まるほどのストレスなのです。ー 続く ー
2009.06.30
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先日、キング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソンの訃報が世界中を駆け巡りました。ロンドンコンサートを目前にしての、突然死でした。彼がどのような痛みに苦しんでいたのかは分かりませんが、彼は数年前に自分が痛み止め薬の依存症であることを公表しました。いつ頃からかは不明ですが「デメロール」という痛み止めを注射器で注入していたようです。この薬は強力な効き目を持ち、習慣性をもあるため、使用するのに細心の注意が必要であり、医者によっては使用するのを止めている場合もあります。通常は錠剤のものを摂取しますが、注射の方が効き目が早く出ます。また、モルヒネはコントロール薬物のため頻繁に注射することはできませんが、デメロールはそこまで規制されていないのかも知れません。そのため今回も、彼の担当医が使用し続けていたのかも・・・。ちなみにモルヒネの場合は、病院の薬キャビネットに鍵がかけてあり、医者でも勝手に使用することができません。例えば体どこかを怪我した場合、その痛み止めとしてデメロールを使用するとします。すると、怪我の痛みだけではなく偏頭痛などもなくなるので、患者は怪我が治った後もこの薬を手放したくなくなります。デメロールはとても高価な薬ですが、依存症あるいは中毒になってしまった場合、闇で買ったり、デメロールより安価なコカインに走ったりする人も出てきます。また、こういう薬を常用し続けるとウツの症状も出てきますし、体内の臓器や器官が肥大したりもします。そして心臓の機能がじわじわと低下していき、血管にも影響が出てきます。ましてやアルコールの摂取もあれば、坂道を転げるように体内にガタがきます。これからしばらく、マイケル・ジャクソンがらみのニュースが騒がしいでしょうが、デメロール注射というインフォメーションが、私を振り向かせました。このクラスの芸能人になると、医者もなかなかノーが言えなくなります。泣きつかれれば、患者が望む処方もするし、注射もします。たとえ医者であっても、一般人並みに有名人には弱いのです。コカインのような違法ドラッグだけではなく、このような処方箋ドラッグですら危険性をたくさん含んでいるのです。
2009.06.28
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現在、ウツ病改善のために使用されている薬はたくさんありますが、私は医者や薬剤師ではないので、この薬についてアレコレ申し上げる立場ではありません。しかし先日、インターネット上にウツ病治療薬に関するニュースが掲載されており、その後、数人の方から私の元へ問い合わせのメールが来ましたので、この問題に於いての皆さんの関心の高さを感じました。私のクリニックでは、セッションの第一回目に必ずクライアントさんに、飲んでいる薬を聞くことにしています。(というより、原則としてカウンセラーは、そうしなければならないのです。)ビタミン剤も含め、漢方に至るまで、全て書き出します。医者が出した処方薬に関しては、その薬を服用する理由と目的も聞きます。クライアントさんが飲んでいる薬の中には、私が知っている薬もありますが、あまり知識をもっていない薬については、詳しく調べ、クライアントさんのレコードに書き留めます。私は2年ほど前から、インターネットを通して日本の方や、心がヘコんでいる人達との交流が始めましたが、心の病に悩む人々の話を伺っている中で、私の目に止まり、「うーん・・・」と思っていたのが、ウツ病治療薬の”パキシル”についてでした。この薬を処方された方々は大抵、睡眠薬も含めて約数種類の薬を飲んでおり、これは一般的な治療方法のようです。しかし私は、パキシルを処方されている方々の話を聞くうちに、彼(彼女)らが、ある共通した症状を持つことに気付きました。それは彼らは、普段は家などに引きこもっているのですが、ある日突然、何かをきっかけに暴れてしまう、ということです。物を壊す、家族にあたる等の家庭内暴力や、自分を傷をつけてしまう自傷行為など・・・。そして、大抵の場合、彼らは医者に行っても、そういう症状を報告しないのです。ですから、よほど勘の良い医者以外は、患者の変化に気付かず、それまでと同じ処方をしています。患者というのは、医者の前では良い子を演じてしまいがちで、「こういうことは言わない方が良い」と思えば、言わないのです。そして、処方箋に対しては、何の疑問を持つこともなく、素直に黙々と言われた通りに飲み続けます。「先生に処方してもらったのだから、効くに違いない!これで良くなるはずだ!」と、信じて・・・。心のケアというのは、風邪や腹痛、あるいは切って縫って等の外科治療とは、全く次元が違うものです。どんな薬でもそうですが、薬を飲み始めたら、自分の気持ちや体の変化を、自分自身で感じ取らなければなりません。薬を服用し始めた途端に、今まで便秘だった人が下痢がちになったり、頭が重たく感じたり、吐き気やイライラ、ボーッとしてしまう、食欲の増減等の変化に気がつくかもしれません。そして、そういう変化はためらわずに即、医者に報告するべきです。特に心のケアの場合は、それがとても重要なのです。これは、医者の治療法に文句を言うということではありません。患者が本当のことを言わないと、医者には分からないのです。傷口を見るのとは違い、心にはカタチがないのですから・・・。また、薬を数種、しかも、長年にも渡って飲み続けると、薬同士が体内でぶつかり合い、喧嘩をしてしまうこともあります。こういう場合、喧嘩の理由を探し出すことはほとんど不可能であり、その結果、医者はもっともっと別の投薬をしてしまいがちです。この薬同士のぶつかり合いは、命取りにもなります。しかし、どの薬とどの薬がぶつかって、どんな症状が出るというのが、完璧には分かっていないのが現状です。ウツ病治療薬について、まだまだ書きたいことがありますが、以前からパキシルに関しては、暴力的になったり、自虐行為に及んでしまう人達がいるということに気付いていたので、最初に書くことにしました。中には、あまりにも暴れるので、家族に精神病院に入れられてしまった人もいました。私はその時も、「これは薬のせいではないか?」と疑っていたのですが・・・。
2009.05.11
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またまた、日本の俳優が、大麻所持で逮捕されたとの報道です。彼も、周りで有名人たちが次々に逮捕されていることを、知らなかったわけではないでしょうにねえ。「自分は大丈夫」とでも、思っていたのでしょうか。それとも、あまりに大麻の使用が日常的なことなので、考えるということもなかったのでしょうか。 この俳優さんは、アメリカの大学に通っていたそうですね。そうなると、大麻に関しては感覚的に日本とかなり違いますね。アメリカでは(州や都市にもよりますが)医療用として、使用される場合もあります。(主に癌など・・・癌が消滅するということではありませんが・・・)もちろんアメリカでも原則的には、大麻吸引は違法行為であることに違いはありません。しかし、人々の受け止め方は、大麻はコカインなどに比べると、もっとイージーです。罪の意識が高くありません。また、大麻は、コカインや覚せい剤などより害が(習慣性など)少ない、と言われています。クラッシックやクリスチャンミュージックなどは別ですが、ロックやヘビメタ、ジャズ・・・・こういった音楽のコンサートなどでは、誰からともなく、ためらうこともなく、スースー、パッパ、と始まります。 ずっと昔、ポール・マッカートニーとそのバンドが日本に招聘されたことがありましたが、到着した日本の空港で、なんと、大麻所持で逮捕されました。当時のポールの妻・リンダがそのときに言ったセリフは「たかだか、草じゃないの!」でした。そしてこのご一行は、即、国外退去となり、演奏はありませんでしたが、これくらい欧米では「大麻 イコール罪」の意識は低いのです。 息子の逮捕を受けて、彼の親が「俳優を引退させる」と発表したそうですが、30歳にもなった子供のことで、ここまでするのは行き過ぎでしょう。怒鳴るだけでも、ダメです。彼は、いつ頃から吸引していたのでしょうか?アメリカ留学中に、友達と一緒にスタートし、帰国後も引き続いてやっていたのでしょうか?もしかしたら彼はまだ、親掛かりの生活でしょうか?「急いてはコトを為損じる」という諺のようにならないことを願います。子供の人生は、子供のものなのです。 また、私が気になるのは、こういう違法ドラッグだけではありません。咳止めや風邪薬などの類いも危険です。これらは身近なところにあります。日本政府が厳しくドラッグをコントロールする姿勢は評価しますが、なぜか、薬局で売っている薬に関しては かなり甘い。アメリカでは、医者の処方箋がないと買えないものが、日本では簡単に、普通の薬局で買うことができるのです。もちろん化学成分の含有量は低いですが、摂取量を増やすことにより、強くすることができます。 お父様、お母様方へ、お伝えします。もしも、子供の部屋に咳止めや風邪薬の容器がゴロゴロ転がっていたら、要注意です。こういった薬(違法ドラッグを含む)は、鬱を引き起こします。鬱になるのは決して、心の問題だけではないのです。痛み止めの薬からも、鬱に繋がることもあります。手術後などの痛み止めのせいで、一生、この手の薬と縁が切れなくなってしまうケースがたくさんあります。ハリウッドのスター達の中にも、たくさんいます。日常生活の中で、同じものが役に立つこともあるし、反対に害を引き起こすこともあるのです。一生取り返すことができないような害にならないようにしなければなりません。
2009.04.08
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