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2011年03月15日
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カテゴリ: 田舎の暗黒食生活
オレの母親はオレが3歳の時に死んだ。
だから幼少時代は父方の祖母に育てられた。

オレはその頃愛知県の田舎町に住んでいた。
近所に保育園を経営している小さなお寺があり、
旧暦の4月8日に「花の塔」と呼ばれるささやかな祭りが開催されていた。
今で言う釈迦の誕生日「花祭り」である。

小さな釈迦の立像が境内に出され、
その像に甘茶を掛けながら無病息災や家内安全を願う。

概ねGWの頃に開催されるこの祭り・・・、
何も無い昔の田舎のこととて、子供心に楽しみだった。

お寺の敷地の道路沿いに庫裏のような建物があり、
その扉が開け放たれて近所の年寄りが集まって「御詠歌」を歌うのが慣わし。
なんと呼ぶのか知らないが小さな鈴のようなものをチリンチリンと鳴らしながら、
子供のオレには全く理解できない歌のようなお経のような節まわしで歌うのだ。

ところで、その部屋の三面の壁には一杯に壁画が書かれていて、
それが・・・おどろおどろしい地獄絵図だった。

生前に悪行を行った人間は天国に行けず、
閻魔大王の捌きによってさまざまな刑を科せられるのだが、
その刑の一つ一つが物語風に誇張されて描かれていた。

背中から血が飛び散り、串刺しにされて泣き叫ぶ女・・・。
針の山に正座させられて石を載せられ、針が太ももを貫通している男。
茹でられ髪を振り乱し、釜の中でのたうち回る女・・・等等。

まだ保育園にも行かないほどに幼い子供の心には、
その阿鼻叫喚の世界は強烈なインパクト・・・、
今でもオレの心の棘となって刺さったままだ。

祖母は
「人は悪いことをすると死んでから地獄に落ちる。
 地獄に落ちるとこうなるぞ~。
 良い生き方をして必ず天国へ行かなければいけないよ」
とその地獄絵図をオレに見せながら言った。

つい・・・この間のことのように覚えている。

ニュースで放映される津波の映像を見るたびに、
この地獄絵図が脳裏に浮かぶ・・・。

被害にあわれた方々は決して悪いことをして地獄へ送られたわけではあるまい。
ごく普通に善良に普段の生活を営んでいて、
ある日ある時・・・突然の大津波に巻き込まれてしまった。

それがどうして日本なのか?
それがどうして宮城や岩手なのか?。
それがどうしてあの町や村なのか?。
それがどうしてあの人達なのか?。

神や仏がいるのならその理由を聞いてみたい。
あまりにも不公平としか言いようが無いではないか?。

自然の力は人知の及ぶスケールをはるかに超えている・・・然りである。

が、決して天国へ行けそうに無いオレがここでこうしてブログを書いていて、
地獄方面には行かなくても良い「良い生き方」の人たちが被害にあっている。
津波に飲まれてお亡くなりになった方々・・・苦しかっただろう。
幸いにも一命を取り留めて避難所で窮屈な生活を強いられている方々、
今が・・・辛い。
 ・
 ・
 ・
と・・・このブログを書いているたった今、
DELLの担当者から電話が来た。
オレのクライアント2軒の発注分の納期が今日辺りのなのだが、
大幅に遅れるとの伝言だった。
千葉県にあるセンターの建物がやられて作業が全く出来なくなってしまったそうだ。
直接被害にあわなくてもこんなところにも影響が出る。

生きるか死ぬかの瀬戸際の人々にとっては
パソコンの納期の遅れなどはどうという事は無い。
それよりも水・食料・医薬品とライフラインだ。

そして、あまりにも無策に見える政府の対応に腹が立つ。
首都圏を守るために被災地の避難所に停電を強いたり、
無差別に病院の電気までも止めてしまうとは?。

人としての思いやりが欠けているように感じるのはオレだけではあるまい。

この停電が原因で人工透析が出来なくてお亡くなりになったり、
水や電気が無くて出産の時に事故が起きたりと、
事後に起こる災害は明らかに人災・・・である。

日本人の全てが復興を願って祈っているこの時、
協力を呼びかければほとんどの日本人は応じるはず。
こんな時だからこそ、経済活動を少しだけ休んで、
計画停電などと言うバカなことをしなくても、
国民全体で節電をして被災地や病院に優先的に電気を送ろう。

もっと国民を信用して「性善説」の対策をとっていただきたいものだ。
そうすれば、電力不足もガソリン不足も解消されるはず。





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最終更新日  2011年03月15日 09時48分21秒
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