シニア世代のキャッシュレス生活

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2021年08月22日
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ベトナムは南北に長い国で、東南アジアにしては珍しく四季がある。
人口はおよそ1億人、平均年齢は30歳に満たない若い国で、今でも日に日に発展している勢いのある国だ。
だが、往々にして先に発展するのは都市部で、田舎ではまだ一昔前の生活が営まれている。

そんな中、ベトナム政府は2016年から2020年にかけてキャッシュレス化計画を打ち出し、現金払いの割合を90%から10%未満にするという大きな目標が掲げた。
2021年現在、この目標を達成するまではいかないまでも、多くの電子決済サービスを提供する会社が出てきており、国全体で急速にキャッシュレス決済が成長している。

が、政府の旗振りに反して、銀行口座保有率が低いことや、市場・屋台や露店などの小売が根強いことがベトナムのキャッシュレス化のハードルとなってる。

以前のブログ「アジアにはアジアの風が吹く」で、ベトナムの
 銀行口座保有率:31%
 クレジットカード保有率:2%
と書いたが、
2019年度になると
 銀行口座保有率:63%
 クレジットカード保有率:4%
と急上昇している。

ちなみに日本の銀行口座保有率は97%なので、日本と比べるとまだまだ低く、特に農村部ではあまり口座を持っている人はいない。
ほとんどがホーチミンやハノイなどの都市部に集中している。

ベトナムでのキャッシュレス化の障害となっているのが、
・POSレジや電子決済システムのツールが無い小規模零細店舗が多い
・クレジットカードの普及率が低い
・キャッシュレス取引に対する信頼性が低い
の3点。

ベトナムでは屋台で食事をしたり、市場で日々の生活用品を購入したりと、決済はほとんど現金。
POSシステムや電子マネー用スキャナが導入されていない小規模小売店舗がベトナム人の生活の基盤となっているため、キャッシュレス化推進の大きなハードルとなっている。

前回のブログ「マレーシアのキャッシュレス事情」でも書いた通り、2019年11月にマレーシアとベトナムを旅行した時には、ベトナムでは都会でも、屋台や市場にバーコード決済のQRコードは無く、全て現金で支払った。
ただ、ホテルや大都市の土産物店、有名なカフェではクレジットカードが使えたが、VISA・Mastercardがほとんどで、まれに銀聯カード(大陸中国)のマークが見られた程度。
この時は、ハノイ→ダナン→ホイアンと3都市を回ったが、ホテル以外は概ね現金決済だったような記憶がある。
但し、1軒だけ、ショッピングモール内の「ZARA」で奥方殿の洋服を買った時はクレジットカードで支払った。
その時の「ZARA」のレジカウンターには「なんちゃらペイ」のQRコードは無かったような気がするなぁ。

ベトナムでもマレーシアと同様、タクシーの代わりにほとんどGrabを利用していたが、Grabにはクレジットカードが登録してあるので現金の支払は不要。
ダナン空港からホイアンへはホイアンのホテルに空港までの迎えの車を頼んであったので、宿泊料金と合算されていて、日本で既に支払ってあった。
ホイアンからダナンへの帰路はホテルにクルマをお願いしたが、これの支払いはホテルのフロントでクレジットカードで先払いした 。

ベトナムではまだまだ銀行口座保有率が高くないので、キャッシュレス決済の導入に当たり、「チャージを現金で行う」システムが主流となる。
つまり、銀行口座なしでも電子決済を利用可能にする。

ここにきてベトナムで急激に普及が進んでいるのが、キャッシュレス決済の中でも特にQRコード決済。
QRコード決済なら
・現金を持ち歩く必要がない
・安全・簡単 
というメリットに加え、人口の70%以上が35歳以下の若者という若い国なので、新しいテクノロジーを柔軟に受け入れられるし、スマートフォン普及率も約70%と高いため、簡単で便利な新しい決済方法としてQRコード決済が認知されているそうだ。

今では、ハノイやホーチミンなどの都市部では、コンビニなどの店舗やレストラン、カフェなどでQRコード決済の利用者がどんどん増えているそうだ。

そして、まだまだベトナムでのキャッシュレス決済は成長すると予測されていて、国内7千万人以上のモバイルユーザーと6千4百万人のインターネットユーザーがいるため、キャッシュレス決済の成長は今後さらに勢いを増すと思われる。

若い国であるベトナムでは、あっという間に人々の意識も環境も変わり、銀行口座の普及と電子決済サービスを取り入れたビジネスは、政府推奨のもと、同時に急速に進められている。

ここで再び余談。

2019年のマレーシア・ベトナム旅行では現地通貨を調達するために銀行口座と紐づいたデビットカードを使用した。
日本の銀行の自身の口座からこのカードで現地の通貨が引き出せると言う優れもの。
クレジットカードのキャッシングだと手数料がバカ高いが、これなら自身の口座残高からの引き出しとなるので為替手数料だけで済む。
現地のATMで日本と同じように現地の現金が引き出せるので便利だ。
最近はアジアでも概ねキャッシュレスで旅行できるようになってはいるが、屋台や夜市ではまだ現金が必要。
と言う事で、大金を持ち歩くのも嫌だし、必要もないので、いつも1万円・2万円とちびちびと引き出している。



さて、この時の旅行でこのデビットカードで2度ほど現金を引き出した。
そして、奥方殿の買い物の時に一度使用した。
ホテルのデポジット代わりには別のカードを使っていたので、実質このカードを使用したのは3度。
この3度のうちのいづれかで、このカードの情報が盗まれた。
帰国してしばらく後にこのカードが不正に利用され、口座残高が一夜にしてゼロになってしまってトホホになった経験がある。
こんな事があったので、最近はデビットカードの利用限度額をゼロにして利用は控え、ほとんどクレジットカードを利用いている。
クレジットカードなら、引き落とされる前に不正利用に気が付くので、危険性が少ない。
実際、不正利用が判明したケースが一度。
これはクレジットカード会社がその日のうちに見つけてくれて、請求も来なかった。
これがデビットカードなら、先に残高が引き落とされてしまうので、取り戻すのに3カ月ほどかかってしまう。
その点はクレジットカードの方が安全だ。

と、こんな事もあるのでキャッシュレス決済も100%安全と言う訳には行かない。
が、外国で現金を落としたり盗まれたりするとまず帰ってくることは無いが、カードの不正利用ならカード会社が穴埋めしてくれるので実損は無い。
やはりクレジットカードは安心感の点で勝る。





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最終更新日  2021年08月23日 08時30分13秒
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