1989年にトム・ペティは初のソロ名義作『フル・ムーン・フィーヴァー』を発表したが、その次のアルバムとなる1991年の本盤『イントゥ・ザ・グレイト・ワイド・オープン(Into The Great Wide Open)』では、再びハートブレイカーズ名義で帰ってきた。前作では、ジェフ・リンのほかジョージ・ハリスンやロイ・オービソン(トラベリング・ウィルベリーズでともに活動)のメンバーが参加し、ハートブレイカーズの面々は必要な部分のみの参加(それゆえにソロ名義となったと思われる)だった。本作『イントゥ~』では、ジェフ・リン、トム・ペティ、マイク・キャンベルという3人でのプロデュース体制はそのままに、ハートブレイカーズのメンバーがはっきりと主役の演奏になっている(ただしジェフ・リンは演奏にも参加)。
1. Learning to Fly 2. Kings Highway 3. Into the Great Wide Open 4. Two Gunslingers 5. The Dark of the Sun 6. All or Nothin' 7. All the Wrong Reasons 8. Too Good to Be True 9. Out in the Cold 10. You and I Will Meet Again 11. Makin' Some Noise 12. Built to Last