今回は、ロックを軸に様々な音楽ジャンルに深い造詣を示すイギリス出身のミュージシャン、ジョー・ジャクソン(Joe Jackson)の私的お気に入りナンバーです。1991年発表の『ラーフター・アンド・ラスト』に収録の「ストレンジャー・ザン・フィクション(Stranger Than Fiction)」をお聴きください。
“真実は虚構よりも奇なり”をもじって、“愛のみぞ虚構よりも奇たりうる(Only love can be stranger than fiction)”という詞なわけですが、何とも洒落たひねりではないかと思います。そして、何よりもロッカーとしてのジョー・ジャクソンの本領も十分に発揮されていて、特に曲の展開は申し分ありません。