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「監視カメラに映っている万引き犯がお宅の生徒さんのようだ」と学区内のコンビニから通報があり、教師数人でその映像を確認して来たそうだ。映っていたのは2年生で、氏名は明かせないが、ごく普通の、成績も上位に入る子だったという。保護者には知らせるとのことだったが、こういう事件があったということだけは役員にも知らせておきますと言われた。
当時その中学は少し荒れていて、問題を起こす子たちは数人いたけれど、万引きをした生徒は感じの良い、ごくごく標準的な生徒だったそうだ。
世の中に物があふれている。お店に行けば何でも並んでいる。「一つ位取ったって大したことはない」とか「ちょっとスリルを味わう」という軽い気持ちだったのかもしれない。
ごくごく普通の生徒が万引きするという実態に、みんなショックを受けたのを覚えている。
今の子どもたちは物を作る過程を見る機会がとても少ない。特に都会では商品として店頭に並んだ物を見ることしか無い。「一つの商品の背景には色々な人の思いが込められていること」や、「物の大切さ」を教えるのが難しい時代なのだ。勉強は大事だけれど、親には他にも教えなければならないことがたくさんあるのだと思う。