秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2017.08.09
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はじめて会って2,3言葉を交わしただけで何十年来の友人となるひとがいるかと思えば、学生、、社会人時代を通じてどうにも苦手な人がいました。また最近では、望まないところで揉め事に巻き込まれて交渉をしている相手が、お互い素人で話が進まないことで両者感情的になっているため、苦手といえるかもしれません。

相手のことを許さなくてもよくて、「相手の苦しみを理解し、そのことで感情を揺さぶられ、その人が苦しまなければいいのにと願い、苦しみを和らげるために何かしてあげたい」と思うことだけでよければ、ちょっと試してみようかと思います。

なんか菜根譚に一歩退くとかで似たような話しがあったような。菜根譚の教訓も、宗教もあと100年くらいで科学で照明される時代が来るかもスマイル

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苦手な相手とのやり取り、カギは「慈悲の心」考え方を事前に調整しておくことで不安は解消できる WSJ:2017 年 8 月 3 日

 人生の中でどうしても苦手な人間がいるとき、必要なのは「コンパッション(慈悲の心)」だ。
 最新研究によると、あなたの神経を逆なでする人とのやり取りで、不安や血圧の上昇、失望感にさいなまれるのを避ける秘訣(ひけつ)は、事前の準備にあるようだ。問題の相手に会う前に、その人に対する考え方をうまく調整し、慈悲心を感じられるようになればよい。
 研究者によると、慈悲心には4つの要素がある。相手の苦しみを理解し、そのことによって感情を揺さぶられ、その人が苦しまなければいいのにと願い、苦しみを和らげるために何かしてあげたいと思うことだ。実際に行動するかどうかはあなた次第。そうしたいと思うだけで十分だと研究者は言う。
 カリフォルニア大学バークレー校、スタンフォード大学、カリフォルニア大学デービス校の合同チームが行ったこの研究は、学術誌「マインドフルネス」に先月オンラインで発表された。スタンフォード大学が提供する8週間の「コンパッション育成訓練プログラム(CCT)」の効果を検証するものだ。
 研究チームは51人の成人を追跡し、4種類の心の状態(不安、冷静、疲労、緊張)について1日に2回、レベルをiPhone(アイフォーン)のアプリを使って自己評価するよう促した。また、それらの感情をうまく制御できると思うか、制御するならどのようにやるかを質問した。1週間ごとの評価も行った。
 時間の経過とともに、参加者は自分自身や他人への慈悲心を養うことで、不安や緊張といったネガティブな状態を制御して改善し、冷静さのようなポジティブな状態を増やせるようになった。
 このプログラムでは、数多くのステップを経て少しずつ難易度を高めながら、瞑想(めいそう)やいかに考え方を調整するかなどを訓練する。ステップに含まれるのは、集中のしかたを学び、自分自身や最愛の人に対する慈悲心を練習し、身内や仲間ではない他人への理解力を身につけるといったことだ。
 ただし、自分を傷つける相手を許すことや、その人との関係を継続することは求めていない。むしろ、相手に慈悲心を感じるようになることが、自分自身の助けになると勧めている。
 「誰かに対して良からぬ考えを抱きながら歩き回ったり、その相手を避けたがったりするとき、私たち自身にネガティブな感情が生まれる結果を招く。それを解き放つための方法だ」。カリフォルニア大バークレー校のグレーター・グッド・サイエンス・センターの研究員で、スタンフォード大のコンパッションの授業を受け持ち、今回の研究の中心的な著者であるフーリア・ジャザイエリ氏はこう話す。
ネガティブな感情を解き放つにはコツがある
 以下に、スタンフォード大のプログラムの一部を自宅で実践するヒントを紹介する。
 思考を抑圧するな。研究によると、抑圧によって脳の扁桃(へんとう)体の働きが活発になる。扁桃体はストレスに対する攻撃または逃避反応をつかさどる。抑圧によって不安が次第に大きくなり、身体の健康にも有害な影響がある。考えたくない相手のことが逆に頭から離れにくくなる。その人の名前や記憶が浮かんだときは、少しの間だけ注意を払い、思考が自然と別の方向に移っていくのを待とう。
 自分も同じだと認めよ。あなたに苦手な人間がいるように、別の誰かがあなたを苦手だと思う可能性だってある。「私も本当でないことを言ったり、周りの人を傷つけたりしたことがある。それを覚えておく謙虚さが必要だ」とジャザイエリ氏は言う。
 好奇心旺盛であれ。相手がどんな人生を送っているのかを一瞬、想像してみる。彼(彼女)にも夢や希望がある。彼は父親だったり息子だったりする。彼女は母親だったり娘だったりする。彼らの奮闘ぶりを思うことで、不安や怒りが解き放たれ、あなたの心身にポジティブな効果がある。相手を許す必要はないとジャザイエリ氏は言う。目標はあくまであなた自身に害のある感情的な反応を減らすことだ。
 体の変化に注意。苦手な人のことを考えるときや、その人と話をするとき、あなたが経験する生理的な変化(呼吸が浅くなる、肩がこわばる、手が汗ばむなど)に注意し、対処法を見つける。深呼吸して、筋肉を緩めてみよう。そうすれば反応も変わるはずだ。
思考を抑圧すればするほど頭から離れなくなる
 練習あるのみ。よく知らない人について良い考え方をするのは簡単だ。しかし、あなたのあらゆる怒りのツボを突く相手にはできるだろうか。もしできたら、「感情回復力」がすでにレベルアップしている。
 「自分がアスリートだと思うことだ」とジャザイエリ氏は話す。「アスリートは試合以外の時間も練習に励む。そうすれば、いざ試合で対戦するとき、身につけたスキルが十分発揮できる」





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Last updated  2017.08.09 22:32:48
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