秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2022.10.01
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カテゴリ: 宗教
種田山頭火は、以前観た映画の「あなたへ」の中で、ビートたけしさんが旅と放浪の違いを、松尾芭蕉と種田山頭火を引き合いに出して解説されていたのが印象的です。

「どうしようもないわたしが歩いている」は最初、さびしい絶望的な俳句に見えましたが、俳句の教科書さんの解説、特に鑑賞文を読んで、深い意味に気づきました。山頭火も、本当は放浪では無く、旅をしていたのかとも思えるようになりました。

2022.10.26写真の追加。


2022.10築地本願寺の掲示板:どうしようもないわたしが歩いている 種田山頭火


■参考リンク
【どうしようもないわたしが歩いている】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!2020年1月3日 2020年1月3日 俳句の教科書さん

種田山頭火の『絶望名言』前編|読むらじる。 - NHK
旅をしながら多くの自由律俳句を詠んだ種田山頭火は、家族や故郷、身に降りかかった災難についても、日記に多くを書き残しました。それらの中から、頭木弘樹さんが山頭火の絶望名言を読み解きます。(聞き手・川野一宇アナウンサー)
【出演者】
頭木:頭木弘樹さん(文学紹介者)
私一家の不幸は母の自殺から
――今回は種田山頭火。たくさんの俳句を残した俳人です。代表的な句をいくつか読んでみましょう。
分け入つても分け入つても青い山
まつすぐな道でさみしい
どうしようもないわたしが歩いてゐる
うしろすがたのしぐれてゆくか
山頭火『草木塔』青空文庫
以下略

Wikipedia:種田山頭火
種田 山頭火(たねだ さんとうか、本名:種田 正一(たねだ しょういち)[1]、1882年(明治15年)12月3日 - 1940年(昭和15年)10月11日)は、日本の自由律俳句の俳人。山頭火とだけ呼ばれることが多い[1]。
山口県佐波郡(現在の防府市)の生まれ。『層雲』の荻原井泉水門下。1925年に熊本市の曹洞宗報恩寺で出家得度して耕畝(こうほ)と改名。各地を放浪しながら1万2000余りの句を詠んだ[1]。
概要
自由律俳句の代表として、同じ『層雲』の荻原井泉水門下の同人、尾崎放哉と並び称される。山頭火、放哉ともに酒癖によって身を持ち崩し、師である井泉水や兼崎地橙孫ら支持者の援助によって生計を立てていた。その基因は、11歳の頃の母の投身自殺にある[2]。
なお、「山頭火」とは納音(なっちん)の一つであるが、山頭火の生まれ年の納音は山頭火ではなく「楊柳木」である。「山頭火」は、30種類の納音の中で字面と意味が気に入った物を選んだだけであると『層雲』の中で山頭火自身が書いている。また、「山頭」の定義には「火葬場」も含まれている[3][4]。このことから、「山頭火=火葬場の火」と解釈できるという説もある[4]。山頭火がこの意味を意識して名前を選んだ可能性について、山頭火の母親の死との関連性が指摘されている[4]。山頭火には「燃え上がる火山」という意味もある[1]。
代表句
あるけばかつこういそげばかつこう
へうへうとして水を味ふ
一羽来て啼かない鳥である
うしろすがたのしぐれてゆくか
どうしようもない私が歩いている
生まれた家はあとかたもないほうたる
音はしぐれか
ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ
酔うてこほろぎと寝ていたよ
鴉啼いてわたしも一人
笠にとんぼをとまらせてあるく
笠も漏り出したか
けふもいちにち風を歩いてきた
この旅、果もない旅のつくつくぼうし
こころすなほに御飯がふいた
鈴をふりふりお四国の土になるべく
霧島は霧にかくれて赤とんぼ
また一枚脱ぎ捨てる旅から旅
まつすぐな道でさみしい
ふるさとはあの山なみの雪のかがやく
すべつてころんで山がひつそり
また見ることもない山が遠ざかる
松はみな枝垂れて南無観是音
分け入つても分け入つても青い山
鉄鉢の中へも霰
山へ空へ摩訶般若波羅密多心経
水音の絶えずして御仏とあり
ほろほろほろびゆくわたくしの秋
生死の中の雪ふりしきる
おちついて死ねそうな草萌ゆる
濁れる水の流れつつ澄む

あなたへ

【旅と放浪の違い】「自分はやっぱり旅人なのだなぁ」と思う:かぶとたいぞうさん





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Last updated  2022.10.26 10:30:52


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