秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2023.06.29
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テーマ: 飛騨高山(23)
カテゴリ: 旅行 Travel
飛騨国分寺に立派な銀杏の木がありました。樹齢1250年以上ということから西暦773年以前の植樹なので794年の平安京遷都前だから相当古いです。よく枯れなかったものです。

銀杏の幹に親子地蔵が祭られてました。帰京して調べたら乳イチョウ物語という、仕事で失敗したお父さんの大工さんを助けたにもかかわらず、口封じのため、人柱になったかわいそうな娘さんの話にたどりつきました。殺されてもうらまず、人々、特に女性の幸せを願う心に感動します。粉ミルクのない時代だから母乳がでないということは一大事だったのでしょう。





■参考リンク
飛騨国分寺:大銀杏概要と、乳イチョウ物語
・国指定天然記念物 昭和28年3月31日
・樹 齢 推定1250年以上
・目通り 約10メートル
・樹 高 約28メートル

天平の昔、初めてここに七重の塔が建てられた時のこと、 どうしたことか、大工の棟梁が柱を間違って短く切ってしまったその時、棟梁の一人娘八重菊はいたって孝心深く、父の心配事を知り、色々考えた末、 「柱の上に枡組を作って補えば、却つて装飾になって美しいでしょ」と父に教えた。 塔は立派に完成し、その出来栄えは国中の評判となった。
そこで父の棟梁は自分の名誉を守るため八重菊を殺して境内に埋めてしまった。孝心深い八重菊は父の為に深く死を諦め 「願わくば十方の諸仏、わが亡き後永くこの寺を護って諸人を利益し、諸菩薩わが願いによって必ず女人の心願を満たされん事を」と祈って、自ら悲願の人柱となったのである。 八重菊の塚の上に一本のイチョウを植えられたが、今は根元に石の親子地蔵がまつられ古来、乳の出ない婦人が願かけをするので、「乳イチョウ」と呼ばれている。
昔から、国分寺のイチョウの葉が落ちれば雪が降る、とも言い慣らされている。
なお、国分寺のイチョウは雄(オス)の木なのでギンナンの実はできません。





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Last updated  2023.06.30 00:33:54


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