フリーページ
一方の土光氏は1974年に経団連会長に就任した際の会見で「政治にはお金がかかる」と述べたうえで「だが、お金をかけすぎると民主主義を破壊する」と強調。造船疑獄で自らが逮捕された経験もあり、「企業は政治献金をすべきではない」を持論として経団連が政治献金に関与しないよう政治改革に全力で取り組んだ。
こうした土光氏の例を記者から質問された十倉氏は「私も、政治にお金がかかるからといってなんぼでも(献金を)出すというのではない。政治にお金がかかるという根源的な問題をどうとらまえるか、国会で議論をしてほしいということだ」とあくまでも廃止論と距離を置いた。
(久原穏)
外部の圧力で「記者職」剥奪(1日の日記) 2024年06月01日
植民地支配への沈黙を問う(31日の日記) 2024年05月31日
アイヌ語公用化、なぜ進まない?(30日… 2024年05月30日
PR
キーワードサーチ
コメント新着