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鳥居をくぐって10分ほど歩くと大石茶屋がある。金剛杖が1000円で売っているがこのコースは焼き印するところが少ないので記念にはなりにくいか?でも杖があるとないとでは大違いであることを後で知る。
ゆるやかな登り道をM先生とMちゃんは早めに登っていく。私とT君はゆっくりと歩く。最初は牛歩の歩みが良いと聞いていたからだ。しばらく楽に1時間半くらい歩き、下り道と交差する次郎坊のその先で休憩する。もうすでにM先生のワイシャツの背は汗でびっしょり。綿はまずいなやっぱり。
b) まだ明るさが残った空のもと、次第に勾配が増したつづれおりの道を登っていく。1cm~の溶岩石の砂利で登っても崩れ、なかなか進まない。崩れながら登るのは辛い。よく見ると山に対して縦方向に道が向かっているところほど崩れやすい。すでにある足跡を崩さないように登ることで少しのぼりやすくなるのでヘッドライトを点灯し足元を照らしながら一歩一歩進む。休憩ではドライマンゴーを分け合う。美味しい!水分はチューブで飲んでいるので酸素も一緒に取り込んでいると思う。

e) 日ノ出館を通り過ぎ、わらじ館へ着く。気がつくと道は砂利道から大き目の石になりはじめた。バイオトイレは300円を払って使用する。オガクズとEM菌で臭いも無く気持ちよく使用できる。山小屋の前にはたらいの水に入ったペットボトルが置いてあり箱にお金を入れるシステムだ。やっと3000mを越えたが予定より大幅に遅れている。まぁ夜明けまでには着くだろうと考えていた。
f) 崩れやすい砂利道からは開放されたのだが今度は大きな溶岩石で着地が安定せずやっぱり一歩一歩確実に上がっていく。3200m地点で1Lの水を飲みきった。これまでもきつい所は40歩あるいては深呼吸2回程度で済んだのに、標高が高いせいかなかなか呼吸が整わない。予備の500mlペットボトルを水パックにいれ飲む酸素を多めに入れる。この水を飲み始めたら呼吸が楽になった。効果はあるんだな飲む酸素!
g) すでに日付が変わりあと2時間ほどで4時。日の出より早く夜は明けるとM先生が言っていた。ならば間に合うだろうか?あと風神山一個分だ!次第に風が強くなってくる。すでにレインウエアまで全部着ている。山頂はどんなところなんだろう?
h) 4時、御殿場口の鳥居をくぐる。富士山頂は点ではない。右か左どっちに進もうか?左に進むと建物があり、たくさんの人が休んでいる。私たちも建物の壁に寄りかかって休む。ここは富士宮口の終点のようで登頂の喜びの歓声をあげている人たちが見える。
富士登山・・・頂上編 2012年08月10日
富士登山・・・出発編 2012年08月09日
富士登山・・・準備編 2012年08月08日