水野文博の『日々の思考』

水野文博の『日々の思考』

2005/01/02
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 あけましておめでとうございます。

 皆様、正月はどのようにお過ごしでしょうか。私は岐阜の両親の家で過ごしました。今年の正月休みは29日から3日まで。曜日の関係で例年より短いです。悲しい。。。

 正月は、日常から離れて、長期的俯瞰的に生活を眺めたり、一年の計画を立てるチャンス。世の中の流れの予習復習、年間計画策定、読書(+妹弟の子供の世話)を行いました。

■世の中の流れの予習復習

 主要な新聞雑誌の新年号を買い込み、2004を振り返り2005を予測する記事を読みまくりました。これは野村證券の田淵節也元社長に倣って始めたもので(田淵節也・経営語録「知の戦略・人の哲学」)、もう15年以上続けています。

 今回は読み方のトレーニングも兼ねて、速読(要点を述べながら目で本文をさっと追っていく)、SQ3R法(survey, question, read, recite, reviewのプロセスで読む: http://aaswebsv.aas.duke.edu/skills/ASIPwebsite/sq3r.html)、グロービスで教わった方法(why, what, how, so what, is it true, example, what ifを問いながら読む)をいちいち適用しながら読みました。疲れたー。

 今年はどの新聞も少子化とその影響を大きく取り上げていました。ネガティブな論調がほとんどですが、そこは変化はチャンス、挑戦として捉えたいですね。

 現代ロシアでは老人への年金支給を減らした結果、市場経済を勉強した若者は金持ちになったが老人は貧乏になったそうです。これは行き過ぎた例ですが、年金で老人の貯金が増え続けているにもかかわらずこの年金制度を支えるために若者が貧乏を続ける日本もなんかおかしい。

 また、塩野七生によると古代ローマの少子化対策では独身女性に独身税が課せられたそうです。現代男性に生まれてよかった!

■年間計画策定

 「Your Best Year Yet」というワークブックに添って毎年行っています。

 これを始めたのはレスター大学MBAホルダー10人くらいが半年ごとに集まって目標を発表し合う会合に招かれたのがきっかけ。定期的にこのような作業を行うことは重要だと考えています。

 方法は、「昨年よかったこと」「昨年よくなかったこと」「その原因と対策」「価値観明確化」「役割ごとの今後の目標」「行動計画」をワークシートに従ってまとめるというもの。

 今年は家庭人としての役割にプライオリティを置けたらと思った。

■読書

 たった2冊です(二日でですが)。

・「30歳からの成長戦略」山本真司

 この本は面白い!グロービス的な知識ではなく、実践から導かれた(field provenな)視点や知恵が紹介されています。ぜひご一読を。ちなみに著者の山本さんは飲んでも面白い方でした。

・「30歳からの夫選び」

 ハーバードMBAがマーケティング理論で夫選び戦略を説いたもの。前書きで「妻選びやゲイ、レズのパートナー選びにも有効」と書いてあったので購入した。笑いながらマーケティングが勉強できます(Kotlerのフレームワーク:R-STP-MM-ICの概説のみならず、テレ・マーケティング=単なる電話?やオンライン・マーケティング=楽天日記?などの戦術解説もある)。興味ある事例で考えると分かりやすい。ん?

 パーソナル・ブランディングはやりの昨今、このワークショップを日本で展開したら商売になるかもしれませんね。著者と交渉してみようかな?





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Last updated  2005/01/03 01:07:15 PM
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