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2006年11月28日
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カテゴリ: 海外挙式
テロやSARSの影響で一時は激減した感のあった海外挙式ですが、最近では相談も以前の数に戻ってきています。
海外挙式を希望する人の中に「国内で結婚式を挙げるよりは、ハネムーンを兼ねて海外で挙式した方が安いから・・」という動機で相談に来られる人がいます。
当然国や教会によって価格は違うのですが、海外挙式をした後に国内で披露宴又はパーティをするという場合、必ずしも海外挙式が安いとは限りません。

国内での挙式と披露宴をする場合は、やはり2~300万はかかるという認識となり、それに比べて海外挙式のパンフ表示金額だけを見れば、50~100万前後であがる・・と考えれば海外挙式の方が安いと感じるのは当然でしょう。

簡単に言うと、海外挙式と国内でのパーティを別々にする分、ドレスや写真・ヘアメイクやフラワー関連などの固定費が、ダブルで必要になるからです。
ドレスを購入すれば、多少はコストダウンになるかもしれませんが、しかしその他の付帯項目だけを捉えても割高になるケースが多々あるので、しっかりと予算を計算する必要があります。

また国内での披露宴は大抵の場合がご祝儀制の為、収入と出費の差額のみが自分達の負担になりますが、
海外挙式だけを考える場合は御祝儀は見込めないので、全て自己負担の出費となるケースが多くなります。言い換えれば予算面で捉えると、高いか安いかは総額費用の問題ではなく、実際に出費する額の多寡で判断する必要があるということです。

ならば、二人だけで海外挙式を挙げて帰国後に会費制パーティを・・又は帰国後パーティはしない・・という手もあります。
但しこの場合予算の問題だけではなく、特にご両親の兄弟や親戚が多い場合は、海外で二人だけで挙げるとなると親族へのお披露目はどうするのか?とか親族を呼ぶのに会費制はマズイとか、お披露目パーティはやらなければならない・・など親や親族からの反対で途中で諦めるカップルも多々います。

ですから海外挙式は単純な憧れだけではなく、両家両親や親族の考え方・予算面などをよく考慮した上で決めていく必要があります。
たまに両家の両親も海外での挙式に賛成で、いざ挙式と旅行を決めたは良いが、それを知った親族から反対を受けて止む無く断念し、キャンセルチャージを支払う方もいます・・

海外挙式を希望して、実際にスムース実施しているカップルを見ていると、
・両家両親の兄弟が少ないなど、親族の同意が得やすい環境にある
・帰国後会費制パーティでも、親族の同意が得られる
・これらの費用を自分達が殆ど負担する(親からの援助がない)
などに共通点があるように思います。
上記以外のケースでも海外挙式を実施しているケースも当然ありますが、やはり途中で何らかの障害が発生してきます

最近は学生時代に留学していたり、ワーキングホリディで語学留学していたりと、海外との縁が深い方も多いですが、こういったケースでは海外でお世話になった人に出席してもらいたいなどの動機が明確ですので、意外にスムースに運ぶことも多いです。

とはいえ、まだまだ海外挙式を選択肢の1つとして考えている人の中には、単純に「安いから」という思いで考えている人も多いので、しっかりと比較検討してください。

私自身、海外挙式をプロデュースして販売も手がけていますが、両家親族関係・国内パーティの有無・予算なども考慮すべき点ですが、やはり海外で挙式するわけですから、その国の文化や習慣の違いもある程度認識しておいて欲しい事の1つです。
帰国後にカップルや同行者から聞く話の中には、文化の違いから誤解や不満を招く結果になっているケースも多々見受けられるからです。

これについては話が長くなりそうなので、また次の機会に・・

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最終更新日  2006年11月28日 18時48分35秒
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