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今頃になってやっと聴いた。AC/DCのニューアルバム、BLACK ICEだ。
前作STIFF UPPER LIPは、個人的には満足のいかないアルバムだった。というのはサウンド作りが平坦で、アンガスのギターもなんだかおとなしめに聞こえるのは私だけだろうか。楽曲もタイトルチューン以外で心に迫るものはなかった。プロデュースの仕方によってはもっと良いアルバムになったようにも思うのだが・・
しかし今回のBLACK ICEはこのあたりが完全にクリアされている。プロデューサーはブレンダン・オブライエン。いい仕事をしている。サウンドのダイナミックさは前作の比較にならないくらい向上している。素晴らしい。
そして楽曲がいいね。4曲目のAnything Goes(邦題:恋の発電所(笑)~ギターウルフのセイジさんによる邦題も最高!~)なんて、過去の楽曲群と比べても抜きんでてポップだ。かなりバラエティにとんだ収録曲となっていると思う。最後まで飽きさせない。でも決して軟弱になったわけではない。そこはさすが、徹頭徹尾AC/DCサウンドで覆われている。そう、彼らが変わる訳がない。
何かの雑誌での受け売りだが、最近のアンガス・ヤングへのインタビューで、「最近はどんな音楽を聴いているのか」という問いに対し、アンガスは 「チャック・ベリーだ」 と答えたという。
・・・・・・参りました(ペコリ)・・・・・・
そのへんのスかしたバンドなら「いつも新しい音を追求しているよ。フランツ・フィルデナンドなんて最高だね!」なんて言うのだろうが、「チャック・ベリー」と堂々と言ってのけるのには頭が下がる。「この俺にロックンロール以外は必要ない!」と言っているようなものだ。
ということで、はやく来日してほしい。絶対に見たいバンド。
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