1986年という年は、私にとってキーポイントとなる年だったと思います。中学3年生でしたが、前に紹介したジャーニーのRaised on Radioを聴いたのも1986年。そのほか沢山の洋楽ロックを夢中で聴いたので、印象深いアルバムが沢山あるのです。このアルバムもそんな中の1枚。 毎週楽しみにしていたテレビ番組「ベストヒットUSA」でチャート急上昇したこのボストン、当時衝撃だったのが「8年ぶりのニューアルバム」といううたい文句でした。今では8年ぶりのアルバムなんて大御所ミュージシャンの中ではよくある話ですが、当時の私は15歳。8年という歳月、そしてアルバム制作に6年かけたなんて話を聞いて、その途方もなさに唖然としたのです。15歳の8年前は7歳ですから。とんでもない昔に感じました。 そして地元の貸しレコード屋で早速レンタル。まずジャケットが魅力的だし、音楽もまたスペーシー。大ヒット中のナンバーAmandaを皮切りにキャッチーなメロディと重厚なギターサウンド、最後まで捨て曲無しの大名盤ですね。アルバム全体を通してのコンセプト「宇宙船の旅」という妄想にどっぷりと浸ることができます。今聴いても全く飽きない素晴らしいアルバムです。結局ダビングしたカセットテープでは飽き足らず、数年後CDで買い直して今に至ります。