今回のライブは照明も非常にシンプルで、前面からのスポットは一切なく、天井からの照明のみ。なのでクラプトン御大にはどちらかというと後頭部から光が射すような感じになって、ちょっと遠目からは見づらい印象でした。 でもライブの内容は…最高でした。クラプトンのキャリアを網羅するような代表曲の連発で満足度の高いセットリストでした。音も素晴らしかったです。クラプトンのギターがこんなに生々しくリアルに聴こえたライブは初めてだったかもしれません。そしてそのサウンドも極上。神様ですからあたりまえなのですが、それでも神様はやっぱり神様なのだということを実感。 I Shot The Sheriffは想像を超える名演で、あまりにも素晴らしいギターソロに泣いてしまいました。本当にすごい、すごい!感動的!オーディエンスも盛り上がっていたなあ。 Key To The HighwayやHoochie Koochie Manといったおなじみのブルースナンバーはもちろん、アコースティックによるTears In Heaven、Wonderfull Tonight…こんなに充実したセットリストのクラプトンは今まで見たことがなかったかも。 アンコール後には100回記念を祝う花束贈呈セレモニーもあり、さあ最後はLaylaかと思いきやCocaineで〆。なんとLaylaを演奏せずに客電が点灯し、終わってしまったのです。ライブ本体が素晴らしい充実ぶりだっただけに、今一つ未練の残る印象となってしまいました。 でもライブは本当に満足です。御大も78歳という老齢になりましたが、ギターは円熟を通り越してもはや神々しく、ヴォーカルも全盛期よりは衰えたと思いますが、それでも渋い味わいで良かった! バンドも素晴らしくて、もう一人のギターはドイル・ブラムホールⅢ、ベースはネイザン・イースト、エレピにはクリス・スティントンというお馴染みの編成にオルガンとドラム、コーラスの女性2名というラインナップ。ピアノとオルガンというタイプの異なった2名を擁するところが印象深かったし楽しめました。クラプトン御大、いつまでも現役で頑張ってほしいです。そういう晩年の寂しさに泣けてくるものもありまして、実に感動的なライブとなりました。
最後にHurry's Songsを。やっぱりクラプトン見たのでね。なんで演ってくれないのという想いをぶつけます。 【No.5】 DEREK & THE DOMINOS / Layla (1971)