井村さんが一部売却したニュースでヤフー掲示板は失望の嵐
中には井村さんに八つ当たりとも取れる記事もあった
当日のPTSでは終値582円あったのが500円くらいになったから早逃げの投資家もいた
そして翌日の11/17 (金)ストップ安かと思われたが
始値 566円 高値624円 安値553円
終値 617円
だった。そのうち大きく売られると思われたが押し目が入った。有名投資家が売る銘柄は大抵ストップ安である。今回は市場参加者が異例だった。
井村さんの他に大量買いをしたのは麻生グループだった。
2023/11/20 (月) 終値 632円
チャートは2023/11/20の日足
誰が買ったのか?
麻生グループ なぜ大量に保有するのか?
麻生グループは言わずと知れた国会議員の麻生さんの親族が経営する企業であり以前は若築建設を買い増し
現在も33%を超える大株主である。その時株価は徐々に上がっていって大きく上昇しその後停滞した。この時なぜこんなに上がるのか不明だったが後日麻生グループが買い増ししてたことがわかった。
今回気になるのは日本のエネルギー政策である。戦争や中東情勢の不安定さが露見し原子力発電もままならない。太陽光発電では日本の電力を賄うことができず、安定した発電は安価な燃料の石炭火力発電である。
2024ー2025年に日本のエネルギー政策が大きく転換するなら今のうちに石炭供給企業を抑えておくには正しい判断と思える
それとも他に何か思惑があるのか?
空売りの買い戻し 機関が大量に空売りをしており買い戻しを急いでいる。
その他 個人投資家 イナゴ投資家
2023/11/16 xの記事で井村さんが売却して大量保有報告書が発表されたあとの記事を要約すると
井村さんが売却し麻生グループが買い増ししたことで
大口の空売り残数よりも買い残が少なくなり売り方が焼かれることが予想された
らしい。
つまり売り方はいずれ買い戻す必要があるが、この時
浮動株が少なくなると買いたくても買える枚数が少なく高い株価で買い戻す必要が出てくる。安く買い戻すはずが、買い上げることとなり売り方の投資家が慌てて買うために株価が上がる⤴️
今回のようにストップ安(17日時点)にならなかったがこれは運が良かったほうでほとんどはストップ安気配か、
かなり安値になるのでできるだけ早めに逃げた方が良い
ファンダメンタルズで信じる場合は何があろうが想定内であれば保有する。
大口投資家側は井村さんが売却するとは想定しておらず先に売られて慌てたようだ。売っても下げたところで買い増しなので想定よりも下がらない。場合によっては高値になった。
しかも今回は麻生グループが買い増ししており、通常の相場とは異なる展開だった
麻生グループは長期保有と思われる。
仮に提灯に乗った時の行動
有名投資家が買った株を持っていたり、
たまたま方針が同じで同じ銘柄を保有する偶然はあり得る。
その時、有名投資家が自分より先に売り出す時どうしたら良いのか?以下案
同じように売っておき後で買い増し
ファンダメンタルズを信じて保有
有名投資家が買った時点で今回の展開を予測し一旦売り有名投資家が売却してから安くなってから再度エントリーし直し
など考えられる。
有名投資家の売買パターンを知っておくことが必要
高くなると売るのか、配当金狙いか、長期保有で3-5年くらいは何があっても売らないくらいの投資スタンスなのか知っておく必要がある。
アルファは石炭だったのか?
予想ではダイヤモンド半導体の材料である人工ダイヤモンドと予想した
現在はまだ研究段階であるため実用や工場の製造ラインにのるには数年かかる
よって井村さんは長期保有と思われたが実際は株価が2倍になったところで売却した
売買は個人の自由であるためアルファや材料が違えば、検討を変えることは当然である。
ただアルファが分かり易い内容だったことが予想外だった。
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