記憶の記録

2005.11.14
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カテゴリ: 今月のコラム



もし建て替えサイクルが100年の家を造った場合と、使われる建材量や、労力を比較した場合どれだけの差になるのでしょうか。
単純な比較は意味がないとは思いますが、使われる木材の量はほとんど同じはずです。プラスターボードや外壁材、造作材も量的に差ができるとは考えられません。
使用量で差ができるのは、コンクリート・断熱材・防湿材といったところでしょうか。それから、サッシのグレードが少し上位機種になる差額。
量的な差があまりなければ、その建材を生産することで発生する環境負荷もあまり差がないと考えられます。
たぶん、一番差ができるのは、大工さんの手間でしょう。
100年の家を造るために、丁寧に、丁寧に創ることになるでしょうから。
でも、建築コストは、それほど高くなることはないでしょう。
もちろん、100年の耐久力の保証を要求するのであれば、それなりの価格になってしまうかもしれませんが、目標値ということならば、2割くらいのアップが適正な価格といえるのではないでしょうか。
大切なのは、ユーザーと大工さんの信頼関係!
職人にこだわりがなければ、いいものはできませんし、
いい物を作ってくれると信頼しなければ、はたして、本当はどんなものができてしまうかもわかりません。
家創りは、人間関係なのかもしれません。
『良い大工さんの選び方』
は、またの機会に書いてみたいと思います。
今回のテーマは、
『家を建てることが罪悪になる?』
です。
建築コストや使用建材量が、100年と30年で差がないのなら、
30年の家は、環境に与える負荷が、100年の家の3.3倍ある事になります。
ゴミを自宅で焼却することさえ規制される時代ですから、
これは、十分犯罪的行為です。
それだけでなく、100年の家は、対応年数当たりの価格が3分の1で出来ていることになります。
ローンが終わったとたんに立替が必要な家と、
まだまだこれから70年住める家とでは、
資産価値がまったく違います。
愛着もわくはずです。
良いものを長く使う贅沢、
家に関しては、あながちゼイタクといえないかもしれません。






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Last updated  2005.11.14 18:37:41
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