Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年09月09日
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カテゴリ: 夢有無有
仏教概要二(仏教の宗と派)大乗仏教の勃興
 部派仏教全般に云えることは、其の成り立ちから見て、出家者が中心であるという特徴があり、在家の者が救われるには、其の儘ではなく、悟りに至るには、出家が是が非にも必要とされていたことです。こうした部派仏教に対する反発から、出家者だけではなく、すべての人々を悟りへ導くべきだと主張する大乗仏教が紀元前後に勃興し、法華経や般若経といった大乗経典が編纂されていきます。
 部派仏教と大乗仏教に別たれた仏教が中国に伝播するのは、釈尊入滅から400~500年を経過し、多くの仏典が漢訳されます。ところが、その漢訳された仏典の正当性を巡っての僧侶の対立が深まり、其々その正当性を奉じる経典をもとに教えを説く様になります。此れが各「宗」に於ける仏教が興った因となります。
 日本には紀元538年に仏教が伝来、特に竜樹を祖とする大乗八宗は、日本の生活と文化に影響を与えます。奈良時代に始まった南都六宋、平安時代の天台宗や真言宗、江戸時代に定着した禅宗、臨済・曹洞宗に次ぐ黄檗宗など、現在の日本では代表的な「宋」は13を数え、その「派」は150以上の諸派に分けられ、宗派が異なれば、教えが違うのは勿論の事、僧侶の袈裟や仏事のしきたり、異なる宗派の葬儀は行えないまでに至っています。世界三大宗教に限らず宗祖の教えに戻れとの原理主義が叫ばれるのを無理からぬとするのは、宗祖の教えを逸脱してまでの宗派の分裂と発展が因をなしているのは間違いの無いことでしょう。

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最終更新日  2012年09月09日 06時22分54秒
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