Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年10月18日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」聖王以降の王達32 (列王記下)生涯を通じて主の目に適うヨアシュ
 ユダの女王アタルヤが王宮で剣にかけられて殺された後、ヨアシュ(Jehaashが幼年七歳にして王位に就きます。イエフの治世第七年にヨアシュは王となり、四十年間エルサレムで王に在位します。その母は名をツィブヤといい、ベエル・シェバの出身であった。ヨアシュは、祭司ヨヤダの教えを受けて、その生涯を通じて主の目にかなう正しいことを行ったが、ただ聖なる高台は取り除かれず、民は依然として聖なる高台でいけにえを屠り、香をたいています。ヨアシュは祭司たちに言った。「主の神殿にもたらされるすべての聖なる献金、すなわち、各人がその割り当てに従って課された献金、主の神殿に自発的にもたらされるすべての献金は、祭司たちがおのおの自分の担当の者から受け取り、神殿のどこかに破損が生じたときには、それを用いてその破損を修理しなければならない。」ところが、ヨアシュ王の治世第二十三年になっても、なお祭司たちは神殿の破損を修理しなかったので、ヨアシュ王は祭司ヨヤダおよびほかの祭司たちを呼んで言った。「なぜ神殿の破損を修理しないのか。今後貴方たちは、担当の者から献金を受け取ってはならない。それは神殿の破損を修理するために使われるべきものだからだ。」祭司たちは民から献金を受け取らず、従って神殿の破損を修理する責任を負わないことに同意しました。祭司ヨヤダは一つの箱を持って来て、その蓋に穴をあけ、主の神殿の入り口の右側、祭壇の傍らにそれを置いた。入り口を守る祭司たちは、主の神殿にもたらされるすべての献金をそこに入れ、箱の中に献金がたまったのが認められると、王の書記官と大祭司が上って来て、主の神殿にあるその献金を袋に入れて数えた。こうして確かめられた献金は、主の神殿の役人である工事担当者に渡され、主の神殿で働く大工、建築労働者、石工、採石労働者たちに支払われ、また神殿の破損を修理するための木材や切り石の買い入れに用いられた。即ち、それは神殿を修理するためのあらゆる出費に当てられた。しかし、神殿用の銀の皿、芯切り鋏、鉢、ラッパなど、金の器と銀の器はいずれも、この神殿への献金では製作されませんでした。その献金は工事担当者に渡され、主の神殿の修理のために用いられました。工事担当者に与えるように献金を渡された人々は[忠実に仕事をする者]であったので、会計監査を受けることはなかったのです。但し、賠償の献げ物のための献金、贖罪の献げ物のための献金は、主の神殿に納入されず、祭司たちのものでした。そのころ、アラムの王ハザエルが上って来てガトを攻略し、更にエルサレムに向かって攻め上って来た。ユダの王ヨアシュは、先祖であるユダの王ヨシャファト、ヨラム、アハズヤが聖別したすべての聖なる物、自分自身が聖別した物、および主の神殿の宝物庫と王宮にあるすべての金を取り出し、アラムの王ハザエルに送ったので、ハザエルはエルサレムを離れて行きました。其れ等にかかわらず、主の目にかなう正しいことを行ったヨアシュをその家臣たちは立ち上がって謀反を起こし、シラに下って行くヨアシュをベト・ミロで打ち殺しました。彼を殺したのは、家臣のシムアトの子ヨザバドとショメルの子ヨザバドであった。此の一文は、、主の目にかなう正しいことを行ったにもかかわらず、謀反で殺害されたヨアシュの著者の戸惑いが看取れます。旧約聖書全般を通じて、主は罪あるが故に贖われたとする報償論が貫かれているなかで、特異な記述だからです。其の
主の目にかなう正しいことを行ったヨアシュも死んで、ダビデの町に先祖と共に葬られ、その子アマツヤがヨアシュに代わって王位を継ぎます。
 ところで、ユダの王ヨアシュが、祭司ヨヤダに命じて神殿の破損を修理させたという記述で、ヨヤダは修理に必要となる資金を集めるために献金箱を設置し、集まった金で工事代金をまかない、その献金は工事担当者に渡され、主の神殿の修理のために用いられたとあります。工事担当者に与えるように献金を渡された人々は[忠実に仕事をするもの]であったので、会計監査を受けることはなかったのが、当時は異例の事だったのでしょう。この時代、レビ人を含めて横領が多かったことが推測され、金銭を精査し、横領などの不正がないように「会計監査」が実施されていたことが分かります。ここで記述されているのは神殿修理のための献金を調べるということですが、主の神殿の役人である工事担当者には「会計監査は必要なかった」といって、特筆されるべき者として強調していることから、献金横領が当たり前のように行われ、金銭の精査はやむをえない「必要悪」と看做されていたことが解かります。

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最終更新日  2012年10月18日 09時28分18秒
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