Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年11月26日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記第7章・ノアの箱舟二
 7:1主はノアに言われた、「あなたと家族とはみな箱舟にはいりなさい。あなたがこの時代の人々の中で、わたしの前に正し人であるとわたしは認めたからである。7:2あなたはすべての清い獣の中から雄と雌とを七つずつ取り、清くない獣の中から雄と雌とを二つずつ取り、7:3また空の鳥の中から雄と雌とを七つずつ取って、その種類が全地のおもてに生き残るようにしなさい。7:4七日の後、わたしは四十日四十夜、地に雨を降らせて、わたしの造ったすべての生き物を、地のおもてからぬぐい去ります」7:5ノアはすべて主が命じられたようにした。7:6さて洪水が地に起った時、ノアは六百歳であった。7:7ノアは子らと、妻と、子らの妻たちと共に洪水を避けて箱舟にはいった。7:8また清い獣と、清くない獣と、鳥と、地に這うすべてのものとの、7:9雄と雌とが、二つずつノアのもとにきて、神がノアに命じられたように箱舟にはいった。7:10こうして七日の後、洪水が地に起った。7:11それはノアの六百歳の二月十七日であって、その日に大いなる淵の源は、ことごとく破れ、天の窓が開けて、7:12雨は四十日四十夜、地に降り注いだ。7:13その同じ日に、ノアと、ノアの子セム、ハム、ヤペテと、ノアの妻と、その子らの三人の妻とは共に箱舟にはいった。7:14またすべての種類の獣も、すべての種類の家畜も、地のすべての種類の這うものも、すべての種類の鳥も、すべての翼あるものも、皆はいった。7:15すなわち命の息のあるすべての肉なるものが、二つずつノアのもとにきて、箱舟にはいった。7:16そのはいったものは、すべて肉なるものの雄と雌とであって、神が彼に命じられたようにはいった。そこで主は彼のうしろの戸を閉ざされた。7:17洪水は四十日のあいだ地上にあった。水が増して箱舟を浮べたので、箱舟は地から高く上がった。7:18また水がみなぎり、地に増したので、箱舟は水のおもてに漂った。7:19水はまた、ますます地にみなぎり、天の下の高い山々は皆おおわれた。7:20水はその上、さらに十五キュビトみなぎって、山々は全くおおわれた。7:21地の上に動くすべて肉なるものは、鳥も家畜も獣も、地に群がるすべての這うものも、すべての人もみな滅びた。7:22すなわち鼻に命の息のあるすべてのもの、陸にいたすべてのものは死んだ。7:23地のおもてにいたすべての生き物は、人も家畜も、這うものも、空の鳥もみな地からぬぐい去られて、ただノアと、彼と共に箱舟にいたものだけが残った。7:24水は百五十日のあいだ地上にみなぎった。
 此処で登場する「清い獣と、清くない獣と、鳥と、地に這うすべてのもの」とはどういった生物なのでしょう。当然に植物は含まれておりません。清浄規定がレビ記に記されています。生活の中で、清いものと汚れたものを区別せよと言われている。最初の規定は、ひづめの割れていない動物、はんすうしない動物は食べてはいけないと言うものです。レビ記11:2-4「地上のあらゆる動物のうちで、あなたたちの食べてよい生き物は、ひづめが分かれ、完全に割れており、しかも反すうするものである。従って反すうするだけか、あるいは、ひづめが分かれただけの生き物は食べてはならない。」次に、水の中に住む動物のうち、ひれとうろこのないものは食べてはいけないと命令される。レビ記11:9-11「水中の魚類のうち、ひれ、うろこのあるものは、海のものでも、川のものでもすべて食べてよい。しかし、ひれやうろこのないものは、海のものでも、川のものでも、水に群がるものでも、水の中の生き物はすべて汚らわしいものである。これらは汚らわしいものであり、その肉を食べてはならない。」空を飛ぶ鳥のうちで、猛禽類は食べるなと言われている。11:13-19「鳥類のうちで、次のものは汚らわしいものとして扱え。食べてはならない。それらは汚らわしいものである。禿鷲、ひげ鷲、黒禿鷲、 鳶、隼の類、やつがしら鳥、こうもり等々。」。11:20-23「羽があり、四本の足で動き、群れを成す昆虫はすべて汚らわしいものである。ただし羽があり、四本の足で動き、群れを成すもののうちで、地面を跳躍するのに適した後ろ肢を持つものは食べてよい。」即ち、地を這う昆虫のうちでは、食べて良いのはイナゴ等の跳躍するものだけであるとします。爬虫類も汚れたものとして、食用を禁止されているのは当然の様にも思いますが、日本人は鼈を喜んで食べます。「地上を這う爬虫類は汚れている。もぐらねずみ、とびねずみ、やもり、大とかげ、とかげ等々、以上は爬虫類の中で汚れたものであり、その死骸に触れる者はすべて夕方まで汚れる。」としています。何故に、これ等規定が命じられたのか。排除されている動物は、肉食動物と地を這う動物である。はんすうする動物は草食動物であり、肉食動物ははんすうしない。鳥で排除されているのは猛禽類である。ひづめの分かれていない動物は直接地に足をつけて歩く。肉を食べる動物は、他の動物の命を殺して食べる。生きるためにやむを得ず肉を食べるとしても、他の動物の肉を食べる動物は食べるなと言われている。肉食の基本は悪であり、本来のものではなと説いているようです。印度では牛を聖なるものとして食用を禁じ、旧約・イスラム圏では豚を汚れているものとして禁食しているのは、考えの相違に驚かされます。雑食人間日本人が持つ疑問でしょう。
 次に、神の言葉「あなたがこの時代の人々の中で、わたしの前に正しい人であるとわたしは認めたからである。」の文言に注目して見ると、永遠の存在で且つ永遠の瞬間・永遠の今亦は現在の神が再び、「この時代の人々」と述べています。神は時間の中に在るのでしょうか、且つ、神には未来が見得ないのでしょうか。神が自ら齎した時間の制約を離れられないとしたら、時間こそが「永遠の存在」主たる理法であり「絶対存在」であると宣言しているようにも捉えかねません。永遠とは、物事の変化を認識するための概念である時間に対し、変化しないものの概念であり、常に移ろい過ぎ去っていく時間に対し、不変のものを言います。時間が有限であるのに対し、永遠であるということは時間線上を離れた「永遠の瞬間・永遠の今」であるということです。

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最終更新日  2012年11月26日 06時21分01秒
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