Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年11月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記第8章・ノアの箱舟三
 8:1神はノアと、箱舟の中にいたすべての生き物と、すべての家畜とを心にとめられた。神が風を地の上に吹かせられたので、水は退いた。8:2また淵の源と、天の窓とは閉ざされて、天から雨が降らなくなった。8:3それで水はしだいに地の上から引いて、百五十日の後には水が減り、8:4箱舟は七月十七日にアララテの山にとどまった。8:5水はしだいに減って、十月になり、十月一日に山々の頂が現れた。8:6四十日たって、ノアはその造った箱舟の窓を開いて、8:7からすを放ったところ、からすは地の上から水がかわききるまで、あちらこちらへ飛びまわった。8:8ノアはまた地のおもてから、水がひいたかどうかを見ようと、彼の所から、はとを放ったが、8:9はとは足の裏をとどめる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰ってきた。水がまだ全地のおもてにあったからである。彼は手を伸べて、これを捕え、箱舟の中の彼のもとに引き入れた。8:10それから七日待って再びはとを箱舟から放った。8:11はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。8:12さらに七日待ってまた、はとを放ったところ、もはや彼のもとには帰ってこなかった。8:13六百一歳の一月一日になって、地の上の水はかれた。ノアが箱舟のおおいを取り除いて見ると、土のおもては、かわいていた。8:14二月二十七日になって、地は全くかわいた。8:15この時、神はノアに言われた、8:16「あなたは妻と、子らと、子らの妻たちと共に箱舟を出なさい。8:17あなたは、共にいる肉なるすべての生き物、すなわち鳥と家畜と、地のすべての這うものとを連れて出て、これらのものが地に群がり、地の上にふえ広がるようにしなさい」。8:18ノアは共にいた子らと、妻と、子らの妻たちとを連れて出た。8:19またすべての獣、すべての這うもの、すべての鳥、すべて地の上に動くものは皆、種類にしたがって箱舟を出た。8:20ノアは主に祭壇を築いて、すべての清い獣と、すべての清い鳥とのうちから取って、燔祭を祭壇の上にささげた。8:21主はその香ばしいかおりをかいで、心に言われた、「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたものを滅ぼさない。8:22地のある限り、種まきの時も、刈入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、昼も夜もやむことはないであろう」。
 「8:20ノアは主に祭壇を築いて、すべての清い獣と、すべての清い鳥とのうちから取って、燔祭(burnt offering)を祭壇の上にささげた。」の文言に此処では注目します。原語で「丸焼きにする」と書かれているのを「全部焼いて灰にする」と解釈するのは過ちです。「丸焼きにする」とは、もちろん食べるために焼くのです。旧約だけでなく、すべての祭儀の基本は共に食事にあずかることにあります。結婚式が食事の宴なしに成り立たないのと同じことです。特に、旧約の民の場合は、肉を主食とする民ですから、動物を屠ると言うことは、祭儀の中心であるだけでなく、その肉を食べてこそ初めて祭儀が完成するのです。それはちょうど、日本人が米を捧げるのと同じような神聖な行為であって、日本人が「米の一粒も無駄にしない」という精神を持っているように、イスラエル人も「肉の一切れも無駄にしない」という考え方を持っていたはずです。動物を育てると言うことは大変な労苦がいることで、いつの時代でも肉が豊富にあるわけではありません。人々は祭りのたびに肉を食べれることを期待し、喜び、感謝したのです。また、イスラエルでは祭儀には様々なものがあり、燔祭は取り分け重要視されています。祭司たちも祭儀を大事にしていました。祭司は肉体労働者ではなく、神殿に捧げられる動物の分け前を貰って一家を養っていたからです。人々が神殿に来て動物を捧げてくれないことには生活出来得ませんでした。

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最終更新日  2012年11月27日 09時21分32秒
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