Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年12月29日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記第23章・サラの死
 23:1サラの一生は百二十七年であった。これがサラの生きながらえた年である。23:2サラはカナンの地のキリアテ・アルバすなわちヘブロンで死んだ。アブラハムは中にはいってサラのために悲しみ泣いた。23:3アブラハムは死人のそばから立って、ヘテの人々に言った、23:4「わたしはあなたがたのうちの旅の者で寄留者ですが、わたしの死人を出して葬るため、あなたがたのうちにわたしの所有として一つの墓地をください」。23:5ヘテの人々はアブラハムに答えて言った、23:6「わが主よ、お聞きなさい。あなたはわれわれのうちにおられて、神のような主君です。われわれの墓地の最も良い所にあなたの死人を葬りなさい。その墓地を拒んで、あなたにその死人を葬らせない者はわれわれのうちには、ひとりもないでしょう」。23:7アブラハムは立ちあがり、その地の民ヘテの人々に礼をして、23:8彼らに言った、「もしわたしの死人を葬るのに同意されるなら、わたしの願いをいれて、わたしのためにゾハルの子エフロンに頼み、23:9彼が持っている畑の端のマクペラのほら穴をじゅうぶんな代価でわたしに与え、あなたがたのうちに墓地を持たせてください」。23:10時にエフロンはヘテの人々のうちにすわっていた。そこでヘテびとエフロンはヘテの人々、すなわちすべてその町の門にはいる人々の聞いているところで、アブラハムに答えて言った、23:11「いいえ、わが主よ、お聞きなさい。わたしはあの畑をあなたにさしあげます。またその中にあるほら穴もさしあげます。わたしの民の人々の前で、それをさしあげます。あなたの死人を葬りなさい」。23:12アブラハムはその地の民の前で礼をし、23:13その地の民の聞いているところでエフロンに言った、「あなたがそれを承諾されるなら、お聞きなさい。わたしはその畑の代価を払います。お受け取りください。わたしの死人をそこに葬りましょう」。23:14エフロンはアブラハムに答えて言った、23:15「わが主よ、お聞きなさい。あの地は銀四百シケルですが、これはわたしとあなたの間で、なにほどのことでしょう。あなたの死人を葬りなさい」。23:16そこでアブラハムはエフロンの言葉にしたがい、エフロンがヘテの人々の聞いているところで言った銀、すなわち商人の通用銀四百シケルを量ってエフロンに与えた。23:17こうしてマムレの前のマクペラにあるエフロンの畑は、畑も、その中のほら穴も、畑の中およびその周囲の境にあるすべての木も皆、23:18ヘテの人々の前、すなわちその町の門にはいるすべての人々の前で、アブラハムの所有と決まった。23:19その後、アブラハムはその妻サラをカナンの地にあるマムレ、すなわちヘブロンの前のマクペラの畑のほら穴に葬った。23:20このように畑とその中にあるほら穴とはヘテの人々によってアブラハムの所有の墓地と定められた。
 サラがサライという名で登場してきた時点では「不妊の女で、子供ができなかった」と紹介されていました。しかし不妊ゆえの長年の屈辱は、ヤハウェによって改名と共に笑いに変えられたのでした。ハガルとのことでは見苦しい面も晒していますが、ヘブライ人への手紙では、サラを「約束をなさった方は真実な方であると、信じていた」人だったと伝えています。しかしイサクの結婚を見ることなく、母サラはその生涯をとじました。サラが死んだとき「アブラハムは、サラのために胸を打ち、嘆き悲しんだ。アブラハムは遺体のかたわらから立ち上がり、」と記録されています。人物の心理描写については、聖書では控えめな記録が普通なのですが、ここではアブラハムがサラの遺体のかたわらで号泣していた様子が伺えます。アブラハムは故人のためにやるべきことやろうと、サラのために、墓地を手に入れようとします。何故なら、ヤハウェの約束の地はまだ実現せず、遊牧民アブラハムは、自分の土地というものを持っていないからです。アブラハムは墓地にする土地の購入をヘテの人々に持ちかけました。これに対するヘテの人々の返事から、アブラハムが尊敬されていた事がよくわかります。アブラハムを「あなたは神に選ばれた方」と呼ばせています。れているのですが、「あいつは本当に信仰者か?」といわれてしまう人も珍しくありません。(その代表が筆者だったりします)寄留者のアブラハムが「墓にする土地を買いたい」と言い出しても、ヘテの人々は「一番いいところを選んで下さい、誰も反対しませんから」とまで答えますが、地の民は譲渡ではなく貸与を申し出、婉曲にそれを断っています。しかし、アブラハムはあくまでも譲ってほしいと交渉します。あなたの家の隣の空き地を、墓地にするために下さいと言われて、即答できる人は、そうはいません。そのマクペラの洞窟についてのその所有者との契約は、町の門の広場で行います。町の門は、人が集まり相談が行われる場所なのです。エフロンは400シェケルという高額を「あなたとわたしの間で、どれほどのことでしょう」と押します。この額をアブラハムが資産家であることもありますが、土地の境界に生えている木の所有権まで明確にし、サラや自分と子孫のため、墓所の必要性を鑑み購入し、後にはアブラハムやイサクもここに埋葬されます。此のエフロンから買い取った土地だけが、アブラハムが生前に所有した唯一の地所となります。

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最終更新日  2012年12月29日 06時59分09秒
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