Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年01月21日
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カテゴリ: 夢有無有
「閑話休題」掻痒
 皮膚のかゆみ・所謂掻痒(そうよう)は医学的いうとどういう状態なのか。皮膚の感覚には、痛みを感じる「痛覚」、触った感覚を感じる「触覚」、冷たさや熱さを感じる「温度覚(冷覚と温覚)」、位置感覚を感じる「位置覚」、振動を感じる「振動覚」の主に5つの感覚があります。人間は、皮膚に感じるそれぞれの感覚を専用の神経を通して脳に伝えます。一方、皮膚には痛みを感じる「痛点」という場所が分散しています。隔靴掻痒いうところの「かゆみ」は、主に、痛覚神経や痛点が、痛みとして捉えるはずの刺激を極弱く感じたときの感覚といわれています。ただ、針を皮膚に軽く当てれば、かゆみを生じるかというとそれほど単純なものではありません。但し、この従来の考え、痛覚神経が反応して起きるとしたものが、現在は、ヒスタミンの痒みを伝える神経が発見され独立した感覚であると考えられるようになった。かゆみには「触覚」や「温度覚」、さらには「精神的な気分」なども含め、これらが微妙に関連し合って感じるのです。
 その代表格、蚊は吸血時に唾液を体内に送り込みます。この蚊の唾液には麻酔物質、消化液、血液凝固抑制剤などが含まれています。 そのうちの麻酔物質が後にアレルギーを起こし痒みの原因になります。この麻酔物質で人間の感覚を鈍らせて、その間に蚊は吸血行為を完了させるようがんばります。そもそも蚊は、卵を育てるために血を吸うので、メスしか血を吸いませんが、そのメスは、血を吸うときは同時に6つの針を人間の皮膚に挿入しています。これは、獲物に気づかれて殺されないようにするためのメカニズムです。この6つの針を刺したときに人間に気づかれて殺されないようにするための行為が痒みと関係しています。人間の皮膚に止まった蚊は、「下唇」(かしん)と呼ばれるケースの中から6本の針を取り出し、それらを次々に人間の皮膚に挿入していきます。先ずは、血を吸う管を入れやすいようにするための2本のノコギリ状の「小あご」と呼ばれる針を皮膚に挿入し、次に「咽頭」と呼ばれる針を皮膚に挿入し、皮膚を引き裂かれたときの痛みで人間に気づかれ、殺されないようにするための麻酔成分や、血を吸う時間を短くするための、血が固まらないようにするための成分を含んだ唾液を注入します。そして、皮膚の感覚を麻痺させた状態で、一番太い針である血を吸うための「上唇」(じょうしん)と呼ばれる針と、その開口部の蓋をしている「大あご」と呼ばれる2本の針を皮膚に挿入し、毛細血管を探り出し、一気に血を吸い上げます。そして、蚊が人間に気づかれて殺されないように痛みを麻痺させ、血が固まらないように注入した唾液である血液凝固抑制剤が、人間の体内に入るとアレルギー反応を起こしてしまうため、その結果痒みという感覚を生じさせます。刺された後の痒みはアレルギー反応なので、アレルギー反応がない体質というものも原理的には存在し得ますが、今のところ、そういう蚊の唾液に対する人間の免疫は確認されていません。

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最終更新日  2013年01月21日 10時11分03秒
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