Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年01月29日
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カテゴリ: 夢有無有
「オリエントの神々」序章27・ギルガメシュ叙事詩・第九の書板
 ギルガメシュは、彼の友エンキドゥの為に激しく涙を流し、野を彷徨い歩いた。「私もエンキドゥのように死ぬのだろうか。悲しみが私の腹の中に入り込んだ。私は死を恐れ、野を彷徨う。私はウバル・トゥトゥの息子ウトナピシュティム(大洪水で生き残った賢者。聖書のノア)の所へ進路を取り突き進んだ。夜になり、山の麓に到着すると、私はライオンどもを見て震え上がった。私はシン(月の神)に向かって頭を上げて祈った。私の祈りは神々に届いた。シンよ、今も私を守りたまえ。」夜の間、彼は横たわり、夢で目を覚ました。彼は生きていることを喜んだ。彼は斧を手に取り、剣を帯から引き抜き、矢のように山地を横切って進んで行った。山の名はマーシュ(双生児)。彼がマーシュの山に着いた時、その山は毎日、日の出と日没を見張っていた。その頂上は天の底にまで届き、その麓は冥界にまで達していた。蠍人間(人面で体は蠍。ティアマトのものに集まる怪物)たちがその門を見張っていた。その猛々しさは恐ろしく、その姿は死だ。彼らの恐ろしいパワーは山を包んでいた。彼らは日の出と日没の太陽を見張っていた。ギルガメシュは彼らを見ると、顔が恐れと驚きに青ざめた。だが彼は勇気を出して彼らに挨拶をした。蠍人間は妻に向かって叫んだ。「こちらに来る者は体が神の肉で出来ているぞ。」蠍人間の妻は彼に向かって答えた。「彼の三分の二は神、三分の一は人間です。」蠍人間は叫び、神々の子ギルガメシュに向かって言った。「何故、お前はこんな遠い道をやって来たのだ。何故、お前は私の所までやって来たのだ。渡ることが難しい海を越えて。お前の来た目的を私に教えてくれ。」「私は我が父ウトナピシュティムの所へ行きたいのです。彼は神々の集会に立ち、不死の生命を見出した方です。死と生命の秘密を私は訊きたいのです。」蠍人間はギルガメシュに向かって言った。「ギルガメシュよ、それを成し遂げた者は誰もいない。山の通路を越えた者も誰もいない。その中は十二ベールも闇が続く。暗闇は深く、そこには光が無い。お前は右往左往してしまうだろう。」ギルガメシュは言った。「どんなに悲しみと苦しみがあっても、どんなに寒くても暑くても、どんなにため息と涙があっても私は行くのです。さあ、山の門を開けてください。」蠍人間はギルガメシュに向かって言った。「行きなさい、ギルガメシュよ。マーシュの山を越えることを許そう。山々と山地を越えて行け。無事にお前の足がお前を連れ戻すように。山の門はお前の為に開かれる。」ギルガメシュはこれを聴いて、蠍人間の言葉に従った。シャマシュの道に沿って彼は進んだ。一ベール・二ベール・三ベール・四ベール・五ベール・六ベール・七ベールと進んだ時、彼は叫んだ。暗闇は深く、そこには光が無かった。彼は前も後ろも見ることができなかった。、八ベール進んだ時、彼は叫んだ。暗闇は深く、そこには光が無かった。九ベール進んだ時、彼は北風を感じた。北風は彼の前を吹き荒れた。暗闇は深く、そこには光が無かった。彼は前も後ろも見ることができなかった。十ベール進んだ時、彼は叫んだ。十一ベール進んだ時、彼はシャマシュの前に出た。十二ベール進んだ時、光があった。彼の前にはトゲのある様々な灌木が見え、宝石の花が咲いていた。紅玉石が実をつけていて、ブドウが房になって垂れ下がり、見る者の目を楽しませていた。それらはラピス・ラズリの青葉を茂らせていた。実をつけるその様は、見る者の目を喜ばせた。そこは大量の宝石があり、大量の木もあった。ギルガメシュがその海辺を歩いていた時、女主人(酌婦シドゥリ・酒屋か料理屋の女将ですが、神格決定詞がついているので女神と考えられます)は目を上げて、彼を眺めた。
 ギルガメシュは、大洪水の生存者で神によって妻とともに不死を与えられていたウトナピシュティム(「遠方」の意)に出会い、永遠の生命を求めるため旅立つ。ギルガメシュは夜、山でライオンの一群に出会い、寝る。夜中目を覚ましたギルガメシュは、ライオンを殺しその皮を身に纏う。ギルガメシュは地の果てでマシュ山(Mount Mashu)の双子山に着く。ギルガメシュは門を守る2人の蠍人間が彼が半神であることが分かった後に門を通過し、太陽の道を進む。ギルガメシュは、宝石で満ちた木々がある楽園に到着しました。

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最終更新日  2013年01月29日 06時43分18秒
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