Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年02月02日
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カテゴリ: 夢有無有
「オリエントの神々」序章30・ギルガメシュ叙事詩・第十一の書板(一)
ギルガメシュは遥かなるウトナピシュティム(utnapishtim)に言った。「ウトナピシュティムよ。貴方の姿を見ても、私が貴方であっても奇しくないほど、全然違いがないではありませんか。どうかお願いです。私に貴方がどのようにして神々の集まりに立って、不死の生命を探し当てたのかを話してください。」ウトナピシュティムはギルガメシュに向かって言った。「ギルガメシュよ、貴方に隠された事柄を明かそう。そして神々の秘密を話してあげよう。シュルッパクの町は、貴方も知っている町だが、ユーフラテス川の岸辺に位置している。それは古い町で、中に神々が住んでいました。彼らは、大いなる神々に洪水を起こさせたのです。そこにいたのは彼らの父であるアヌ。彼らの助言者である英雄エンリル。彼らの玉座を運ぶ者ニヌルタ。彼らの水路監督エンヌギ。エアは彼らの言葉を葦屋に向けて叫びました。葦屋よ、葦屋よ。壁よ、壁よ。葦屋よ、聞け、壁よ、悟れ。シュルッパクの人、ウバラ・トゥトゥの子よ、家を打ち壊し、方舟を造れ。持ち物を棄て、生命を求めよ。生命あるもののあらゆる種を方舟に導き入れよ。お前が造るべきその舟は、その寸法を定められた通りにしなさい。その長さと幅は同じにしなさい。アプスーのようにそれを屋根を覆いかぶせるようにしなさいと。私はこれを知って、我が主エアに向かって言いました。我が主よ、貴方が言われたことを、私は慎んで行います。でも私は町の人々や長老たちになんと答えたらよいでしょうか。エアは口を開いて語り始めました。彼の僕である私に向かって彼は言ったのです。お前は彼らに話すがよい。エンリルが私を嫌っていることを知りました。私はもう、あなた方の町には住めません。エンリルの領地に自分の足を置くこともできない。アプスーへ行き、我が主エアと共に住むのです。彼はあなた方の上に豊かさを雨のように降り注いでくれるでしょう。鳥や魚の隠れ場所などを、国土は豊かな収穫もたらすでしょう。朝にはクックを夜には小麦の雨を貴方方の為に降り注ぐでしょうと。夜が明け始めた時、私の所に国の人々が集まってきました。大工は舟柱を運びました。石工は石を運びました。金持ちたちはアスファルトを運びました。貧乏人たちは必需品を運びました。五日目に私はその骨組みを築きあげました。その表面積は一イクー、その四壁の高さはそれぞれ十ガル。その覆いの板の幅はそれぞれ十ガル。私はそれに形をつけ、その姿を描き出しました。それに六枚の床板をつけ、全体を七階に分け、各階を九部屋に分けました。木栓をその真ん中にはめ込みました。私は舟のオールを調達し、必需品を調えました。私は六シャルの瀝青を、かまどへ注ぎ込みました。三シャルのアスファルトを舟の内部へ注ぎ入れました。また、一万八百人のカゴを運ぶ労働者達が油を持ち込みました。それ以外に、一シャルの油を防水用に費やし、二シャルの油は船乗りたちが貯えておきました。人々の為に、私は何頭も雄牛を屠りました。日ごとに、何頭も雄羊も屠りました。上等な麦酒、油、それに白葡萄酒を。私は川の水ほどもスープを飲ませました。まるで正月のように彼らは祝祭を催しました。太陽が昇る頃、私は塗油の容器を開いて自分の手に注ぎました。第七日目に船は完成しました。その進水はなかなか困難でした。床板を上下に動かさなければならなりませんでした。やっと船体の三分の二が水中に入りました。私はあたりの物を全て舟に積み込みました。私は全ての銀を舟に積み込みました。私は全ての金を舟に積み込みました。私は全ての生き物の種を舟に乗せました。私は全て家族や親族を舟に乗せました。野の獣、野の生き物、全ての職人たちを船に乗せました。シャマシュは私の為に時を定められ、こう言いました。朝にはクック(パンの一種・旧約のマナを指しているのかも)を、夜には小麦の雨を降り注ぐだろう。さあ、舟の中に入って入り口を塞げ。

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最終更新日  2013年02月02日 06時08分02秒
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