Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年02月08日
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カテゴリ: 夢有無有
はじめに神は(二)永遠と神
 そもそも、神の永遠は、時間の観念とはかかわりがない。時間というものは非実在的なものであり、過去とか未来とか呼ばれるものは人間の表象の中にしか存在しない。過去あるいは未来としての出来事にかかわることは、理性が関知すべき事柄ではなく、出来事は常に現在としての出来事であり、今から遡った或る観想し得る時間・今の現時・今から来るとする予想し得る或る時間は「(1)仮象でなく真実在であること。(2)人間精神から離れた独立在であること。(3)一としての全体存在であること。(4)矛盾がない完全体であること」が要求される実在性を満たさず、過去時の反省や未来に対する希望とか恐怖は、必然性に対する我々の無知から起こることなのであり、我々は無知のゆえに未来を変えられると思ったり、逆に恐れたりするのだ。生起するものはすべて、必然性に基づいて生起する。そこには偶然はなく、したがって人間が恣意的に介入できる余地はないと云えます。此の必然性は時間の流れに従って継起するのではなく、時間の流れとは無縁であり、時間を超越している。この超越した必然性のあり方を「神」と捉えると、時間を超越している。この超越した必然性のあり方が見えてきます。そこには以前も以後もない。あるのは現在だけである。そしてこの現在のうちに顕現している必然を「永遠」として世界の存在を一瞬のうちに捉えることが出来得るもの、おそらくは宇宙を一瞥で捉えることができる存在が「神」に違いないのです。そもそもビッグバンを引き起こしたコア(核)なるものに、宇宙の理法なるもの、光や時間の存在は在り得ず、「はじめに神は」を「終わりに神は」と云ってもいっこうに構わず、人間の表象する時間性が「始めであり、終わりである」神の存在を表現しています。そこに事物の生成されない世界の幻を「神の言葉」から「人間の言葉」に翻訳する「預言者(予言ではない)」の登場する余地があります。

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最終更新日  2013年02月08日 06時32分52秒
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