Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年02月09日
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カテゴリ: 夢有無有
天地を創造
 初めに、「神は天地を創造された。」「天地」と翻訳されたのはシャマーイム(複数形の天)エレツ(地)というヘブル語が複合合成された単語で、その「天地」という組み合わせはは、宇宙全体を意味するとしています。しかし、未だ可視世界である地球環境に捉われている人間には、その宇宙観も大地を中心に考えられる、つまりは物質的な世界を指し示し、此処は、古今東西の神話に見られるとおり「混沌」と理解した方が、後の記述「水の中に大空あれ。水と水を分けよ。」「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ。」と矛盾しません。
 そして、「創造された」と翻訳された単語はヘブル語「バラ」で、根本的に以前に存在していなかった新しいものを創るという意味あいをもっています。宇宙が全くの「無」(質量・運動の無い世界・エネルギー皆無)のビッグバン以前の原初宇宙の核とも云える存在を考察する事は無理がありますが、時間が存在を許されない核にビッグバンの起爆剤なるものが存在していたことは疑えません。そのものは一種の運動エエルギーでなかったのか、運動が時間の発生以前のビッグバン以前に存在したならば、アリストテレスの時間運動依存説は粉砕されます。それが絶対無に位置を占める「絶対存在」としての「有」である神そのものだとも云えましょう。聖書の他の箇所と合わせたら、聖書が教えているのは、神の天地創造の意志に伴い時間が始まり、それとと共に、神が全くの無から宇宙全体を創造したという意味にとれます。100年以前の科学では、宇宙が永遠から存続するものだという考えが大勢を占めていましたが、現在の「ビッグバン理論」ではこの点においては、「創世記」の記述と合致しています。著者(モーセ)が原文を書いたとして、当時の人たちの知識に、「ビッグバン宇宙論」などというものは存在しませんでした。また「インフレーション宇宙理論」というのも、つい最近になって提出されたものです。さらに、この世界が「無」から始まったという考え方も、極めて新しいものです。ジョージ・ガモフが「ビッグバン宇宙論」を発表したのは、1948年のことでした。わずか五十年ほど前のことです。また「インフレーション宇宙論」が、佐藤勝彦氏とアラン・グースによって発表されたのが1981年のことでした。たった二十年前のことです.その後、アレキサンダー・ビレンキンが「無からの宇宙創生論」を発表し、ホーキングがそれをさらに発展させるという過程をたどりました。ところが数千年も前の旧約聖書の「創世記」の内容が、そうした最先端の宇宙理論を適合させた時にうまく理解できるとしたら、その理由は、何かということです。合理的ではないにしても興味津々たるものがあります。

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最終更新日  2013年02月09日 06時29分46秒
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