Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年03月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(6)宗教-時間観(一)バラモン・ヒンドゥー教
 バラモン教(婆羅門教、ブラフマン教、Brahmanism)は、古代インドの民族宗教を指します。バラモン教は、インド・イラン語派の民族がインドに侵入しトラヴィダ人を支配し現地の宗教を吸収しより多神教として体裁が整えられ現在のヒンドゥー教へつながります。ヴェーダなどの聖典を持つが、古代インドの聖典であるヴェーダ群を起源とする系統の神教とされています。また、バラモン教は、必ずしもヒンドゥー教と等しいわけではなく、バラモン教に於いては、中心となる神は叡智の神アフラ・マズダー、火の神ミスラ、水の神ヴァルナや、雷を操る雷霆神インドラ、アーリア人の拝火信仰を起源とする神アグニなどであったが、ヒンドゥー教においては、バラモン教では脇役的な役割しかしていなかった宇宙の創造を司る神ブラフマー、宇宙の維持を司る神ヴィシュヌや宇宙の寿命が尽きた時に世界の破壊を司る神シヴァが重要な神とされています。ヒンドゥー教が輪廻転生の思想を基本にしているということは「時間」を観想するにはとても大事なことですが、始源の時間存在を問うていません。ヒンズー教の宇宙では時間が無限に続くというわけで、ヒンドゥー教には時間が完全に終わってしまうという意味での本来的な終末論は存在しないし、時間を輪廻として認めていることになります。バラモン教そしてヒンドゥー教では全てのものは輪廻しており、人は、通俗的な時間を中断する力をもった祭儀を周期的に営むことで、聖なる時間へ立ち帰り、神々と同一化する。これを真実在への渇望にもとづく理法と捉えます。神々による世界創造を在らしめる時間こそが、あらゆる時間の原型とされました。聖なる時間は、世界が創造された根源的時間を象徴します。宇宙の原初において聖なるものが顕現した根源的時間を周期的に再現することが宗教暦の基盤であるといえます。祝祭はたんなる記念日ではなく、時間は円環的な構造をもち、無限に反復する時間である。こうした円環的時間への信仰は、時間の周期的な全面的再生への願望を生み出している。世界と人は周期的に創造・存続・終末的破滅・創造を繰り返す実体として捉え、宇宙の創造から破滅にいたる一周期を終えると、さらに他の周期を始め、完全に再生するとして、永遠に対する希求を求めています。詰まる所、世界創造は時間を前提にした「始めに在りき」存在として捉えており、絶対存在が「時間」と説いています。

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最終更新日  2013年03月07日 06時39分28秒
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