Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年04月15日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(39)仏教哲学-時間観(十四)ナーガールジュナの12
 現在が過去に影響を受けるためには、現在と過去とが重なり会うある接点が必要になる。一般には動いているものは瞬間には止まっている若しくは止まっているように見えると考えられる。実際、高速度撮影の写真の飛んでいる鳥は空中で止まっているように見えます。しかし、この写真は飛ぶ鳥の瞬間の映像を捕らえたわけではなく、わずかであるが、シャッターが開いてから閉じるまでの時間移動した鳥の重ね撮りを撮影しているにすぎません。静止画像のように見えるのは移動の距離がわずかなので重ね撮りのように見えない訳です。実際、飛ぶ鳥の瞬間をとらえるためには、シャッターは開くと同時に閉じていなくてはならない。シャッターが開くと同時に閉じるということは矛盾していて不可能です。したがって、瞬間というものは定めることができない。運動している物体の瞬間の映像を捕らえることは過去から現在への移動の接点、瞬間ではあるが、その瞬間は必然的に矛盾を抱えています。このように動きや時間の経過を考えるときに、時間には解き難い矛盾が存在している。これは、時間に限った問題ではなく、実数についてもいえる。実数には次の数というものがない。どこまで近づいても、その間に数を挟むことができるので、アキレスと亀のパラドックスのようなものが発生してしまう。これについて数学的にではなく哲学的に解決したのがベルグソンです。

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最終更新日  2013年04月15日 06時20分30秒
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