Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年04月25日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(47)仏教哲学-時間観(十八)ナーガールジュナの16
 龍樹は、現在今まさに去りつつある「去る作用」による働きによる動きはと云うと、「今去りつつあるものが+去る」と云うのを、「今去りつつあるもの」が如何にしてまた「去る作用」を必要とするのかと、二重の去る作用の矛盾をついていますが、それ程「今去りつつあるもの」が「去る」と言うことは非常識で成り立たないものでしょうか。ここで「もの」を現在に置き換えてみましょう。「今去りつつある(現在)が+去る」となりますが、此の言回しには少々難があります。竜樹は現在を去るものと決めつけていますが、「来りて+現在あるものが+去る」とすれば、何の矛盾も見出せません。但し、竜樹の時間観からすれば、過去時も未来時も無い、時間軸上で動きようのない寸止めの現在を瞬間としても捉えてはいません。つまりは、過去時・現在時・未来時を全否定している訳です。それは等質的な「時間」に縁起する相対の対象が見いだせないと考えているようですが、等質的なものは此の世界には、もう一つ「空間」があります。空間と時間が縁起するのであれば、たとえ時間が人間の仮象であろうとなかろうと理法としては成り立ちます。それとも竜樹は自己が占めている位置さえ否定しようとしているのでしょうか。

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最終更新日  2013年04月25日 06時35分53秒
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