Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年04月26日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」を紐解く(48)仏教哲学-時間観(十九)ナーガールジュナの17
 龍樹の云う「今去りつつあるものが去る」を得意の背理法で否定していますが、「今」を現在に、「去りつつあるを」現在に、「ものが去る」を現在に置き換えれば、「現在・現在・現在が去りつつある」となり、竜樹の論法は「現在」を三度も使用しています。「現在」が三つも有るはずもないのにセンテンスを区切ることは許さず、帰謬法を得意として、過度に縁起と帰謬法に拘りがみられます。つまりは因果の有為を否定するがための論法とも取れます。宇宙は膨張するにせよ収縮するにせよ、内部には変化を齎している筈です。正覚者である釈迦を敬礼する常住を認めない竜樹の立場からすれば、知るにせよ知らないにせよ、神でさえ絶対的なものではなく、従がって、宇宙のエントロピーとしての崩壊や再生は当然であり、空間や時間も其れを免れ得ません。ところが、縁起として成り立つところの根源である「空」は、言い換えると「仏」は根底で「有無」を超えた次元に在りとしています。しかし、その「空」さえも執着として投げ捨てることを求めることは、我々が覚りを得る以外にはありえない困難なことでしょう。

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最終更新日  2013年04月26日 06時25分00秒
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