Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2013年06月14日
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カテゴリ: 夢有無有
「旧約聖書」創世記 第31章後半-1・テラピムに纏わる危機
 31:22三日目になって、ヤコブの逃げ去ったことが、ラバンに聞えたので、31:23彼は一族を率いて、七日の間そのあとを追い、ギレアデの山地で追いついた。31:24しかし、神は夜の夢にアラムびとラバンに現れて言われた、「あなたは心してヤコブに、よしあしを言ってはなりません」。31:25ラバンはついにヤコブに追いついたが、山に天幕を張っていたので、ラバンも一族と共にギレアデの山に天幕を張った。31:26ラバンはヤコブに言った、「あなたはなんという事をしたのですか。あなたはわたしを欺いてわたしの娘たちをいくさのとりこのように引いて行きました。31:27なぜあなたはわたしに告げずに、ひそかに逃げ去ってわたしを欺いたのですか。わたしは手鼓や琴で喜び歌ってあなたを送りだそうとしていたのに。31:28なぜわたしの孫や娘にわたしが口づけするのを許さなかったのですか。あなたは愚かな事をしました。31:29わたしはあなたがたに害を加える力をもっているが、あなたがたの父の神が昨夜わたしに告げて、『おまえは心して、ヤコブによしあしを言うな』と言われました。31:30今あなたが逃げ出したのは父の家が非常に恋しくなったからでしょうが、なぜあなたはわたしの神を盗んだのですか」。31:31ヤコブはラバンに答えた、「たぶんあなたが娘たちをわたしから奪いとるだろうと思ってわたしは恐れたからです。31:32だれの所にでもあなたの神が見つかったら、その者を生かしてはおきません。何かあなたの物がわたしのところにあるか、われわれの一族の前で、調べてみて、それをお取りください」。ラケルが神を盗んだことをヤコブは知らなかったからである。31:33そこでラバンはヤコブの天幕にはいり、またレアの天幕にはいり、更にふたりのはしための天幕にはいってみたが、見つからなかったので、レアの天幕を出てラケルの天幕にはいった。31:34しかし、ラケルはすでにテラピムを取って、らくだのくらの下に入れ、その上にすわっていたので、ラバンは、くまなく天幕の中を捜したが、見つからなかった。31:35その時ラケルは父に言った、「わたしは女の常のことがあって、あなたの前に立ち上がることができません。わが主よ、どうかお怒りにならぬよう」。彼は捜したがテラピムは見つからなかった。31:36そこでヤコブは怒ってラバンを責めた。そしてヤコブはラバンに言った、「わたしにどんなあやまちがあり、どんな罪があって、あなたはわたしのあとを激しく追ったのですか。31:37あなたはわたしの物をことごとく探られたが、何かあなたの家の物が見つかりましたか。それを、ここに、わたしの一族と、あなたの一族の前に置いて、われわれふたりの間をさばかせましょう。
 この時ラバンは遠出していたため、ラケルは、一家の守り神の像テラピムを盗み出します。これは当時、一家の長男が受け継ぐもので、家長の権威の象徴だったようです。ラバンの留守を狙ったのか偶然か、どちらにしろラケルは、一家の大切な守り神を盗み出します。少ない筈が主の恵みか、何故か多くなった「真っ黒でないヤギと真っ白でない羊」の群れと家族ともにヤコブは逃亡します。しかし遠出から戻ったラバンは、家畜だけでなく、ヤコブを繋ぎ止めておく目的だった大事な二人の娘と家族、更には大事な神像が無くなっていることに気づいたラバンは、ラバンは一族を率いて追跡を開始、7日目にヤコブに追いつきました。ヤコブがテントをはって宿営していたので、ラバン側もテントをひろげて陣を張り、それから両者は会見に臨みました。まずはラバンから、言い分を主張「私を欺き、娘たちを捕虜のように駆り立てて行くとは何事か。何故こっそり逃げ出して、私を騙したのか。ひとこと言ってくれれば、盛大に送り出したものを。孫や娘たちに別れの口づけもさせないとは」神がヤハウェがヤコブに与える祝福のおこぼれで財産を増やして、散々契約更改してきた言い分です、信用出来ないのが人情でしょう。だが手勢を率いてきたラバンと争うことになれば、ヤコブに勝ち目はない。さてどうしたものかと思案するところに、なんとラバン「力づくに出ることも出来るんだが、昨日の夕べ、お前の父の神が夢に現れて、ヤコブを一切非難せぬよう、よく心に留めておきなさいとお告げを受けたから差し控えてはいるが、それにしたって守り神の像を盗んだのはどういうことだ」と詰問します。天佑を確信するヤコブは、強気で抗弁をはじめます。「黙って逃げたのは、あなたのことだから、私の妻子を奪い取るのではないかと心配したからだ。神像などは知りません。探すなら探したいだけ存分に」これは寧ろ、自分と主なる神のなかに、盗んでまで偶像を持ち込むような者があれば、裁かないわけにはいかない。それで「神像が誰かのところで見つかれば、その者を生かしておかない」とまで言い切ちます。当の盗人が、最愛の妻ラケルだとも知らずに。当時の女性は別棟に居住するのが普通だったので、ラバンは、まずヤコブのテント、続いてレアや、召し使いビルハとジルパのテントを捜索し、ラケルの天幕にやっきます。危うしラケル、ところが機転の利くこの女性、神像をらくだの鞍の下に入れてその上に座り、月の障りよとラバンに詫びています。家宅捜索の不発を見てヤコブは、この20年分の怒りが爆発したのか、それとも今回もラバンが自分をまた騙すのかと思ったのか「見つけたのなら、この場にいる全員の前でどっちが正しいかみんなに決めてもらおうじゃないか。」と逆切れ状態、薄氷を踏むとはこのことでしょう。

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最終更新日  2013年06月14日 06時07分08秒
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