Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年03月03日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」哲学とソフィスト(五十七)
 ギリシァ最大の権威あるソフィストと呼称されるプロタゴラスですが、彼も法律実務家として識見高くとも哲学者というよりは啓蒙思想家として秀でていた人物です。ソクラテスの批判を受けるまでもなく、その他のソフィストと呼称される人物達は現代にいう弁論術、物事の真理を問うことなどはさして重要事ではなく、何を死んであるかの如く思わせることが最重要で、真実其のものも時事環境で変化する相対的なものとして捉え、いわば社会的宣伝家としては有能でしたので、ペルシャ戦役に活躍して今は無視できなくなったアテナイの平民大衆の台頭で、大衆の支持を得て立身出世を目論む青年期族にもてはやされて一大思想勢力を築き上げます。これは現代の政党哲学からは支持されるでしょうが、純粋哲学からは唾棄すべきものだったでしょう。喩えれば経文知らずの僧侶が声明のみを練習し有り難みのある御経を読まれるお坊様として尊敬され位階を高めている御時世に似通っています。ここに人間が「真知」を覚るのに思考と直覚を働かすのに言語ではなく内精神の深層の声に耳を傾ける必用があることが判ります。

三段櫂船1
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最終更新日  2015年03月03日 08時09分42秒
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