Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年03月14日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」ギリシア哲学のプロティノスの万物とは(六十七)
 宗教的色彩を纏わない形而上の哲学ともいえるプロティノスの万物、其の当時では大宇宙などは想像さえ難しく、まして「ビッグバン」など当然のごとく科学が捉えきれない時代にあり、プロティノスの万物の創造が何処までの世界を指しているのかは慮っても致し方ないことですが、其の思考の基底である「一者」を、唯物論的な自然哲学者が汎神論ではないにしても神秘論として、ギリシア哲学とキリスト教ととを媒介したことは事実にしても神秘主義者と決めつけることは許されません。彼は所謂汎神論として、霊感脳者では無く世界理法を極めようとする形而上の哲学者であり、其処に人格神的な要素は全くなく、自然論を糸口としてプラトンのイデア論から自己の精神の深層を鑑み「一者」、此の言葉は多分に観念的に誤解を呼びそうですが「一のモノ」と解釈すると、我々人間が其の存在性さえ問えない根元の源としての「有」が浮かび上がります。其の「有」を神や創造主等に例えるときに唯物論からは神秘主義との批判がなされ「直覚霊知」的には矮小化されたと映るのも「思考と直覚」は訴えます。唯物論的な近代哲学を信奉する人間が「万物が一者から流出する」という理論を未だに世界創造の「コア」を糾明できない段階にある人間が非難するのは時期早々だとも云えると断じます。

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最終更新日  2015年03月14日 07時15分23秒
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