Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年03月20日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」神秘哲学の行方(七十二)
 キリスト正統派教会が世界理法の創造主である「神」との超感覚的な融合を説いたグノーシス(知識)派を恐れるのは高度の段階にある自然主義或いは唯物的なギリシァ哲学によって協会信者の信仰を薄くさせることに危機を感じたからです。但し、一方アレクサンドリアでキリスト教を教える教父にグノーシス派から異端的な要素を排除することは当然であっても、ギリシャ語の語源が示す通り、ある抽象的な概念を具体的な形象によって語る技法は、キリスト教神学の体系化に役立つことを認識し、知識が信仰に対立するものとは考えず、聖書に書かれた文面に依存しながらもギリシァ哲学の思考方法と其の成果を積極的に受け入れ、主として修学を出来得ない下層民衆の教義を教養を自負する支配層にも受け入れられる教父哲学を構築します。其れ等の事情があって次第にキリスト教は現実的勢力としての地保を固め、紀元後392年には帝政ローマにおいて念願の国教に指定されます。しかし、此処に指摘しておきたいのは律法学者レビや同朋からさえ指摘される大酒飲み(ワインを指す)で遊蕩の男子「大工の子イエス」の思考は帝政ローマにおいて念願の国教に指定されるのが容認される程に、原初のイエスの言葉の解釈が変質されたことも事実です。ギリシァ哲学の「思考と直覚」タレス以来のヘラクレイトスが主張する万物の生成を支配する永遠の理法「ロゴス」思想が復活するとともに教義の根幹として現代にも其の事績が受け継がれています。

Jesas&Wine1
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最終更新日  2015年03月20日 07時15分51秒
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