Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年04月13日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」ルネッサンスの末期の思想(九十四)
 ルネサンスは和訳では文芸復興、仏語で Renaissanceはギリシア、ローマ古典古代の文化を復興しようとする文化運動ではあったが、一部のエリートが牽引したものであり庶民はあまり恩恵に携わっていません。何しろ、此の時期の西欧は明るい時代ではなく、ペストの流行やマキャヴェッリが「君主論」を著したことで知られるように政争、戦乱の続く波乱の時代であった。文化を享受していたのも宮廷や教皇庁など一部の人々に過ぎず、魔術や迷信もまだ強く信じられていたのです。但し、マキャヴェッリ若しくはマキアベリ自身は、現実政治を冷静に分析し、人民の幸福の道を現実に探求した人物であり、一部で云われるマキアヴェリズムという悪名で呼ばれる思想は誤解で思想的には人民の立場に立っていました。哲学其れも思考分野に於いても専らルネサンスでは教会宗教と自然科学者への圧力が目立ちますが、宗教改革への道が開かれます。思想的には「思考と直覚」からみてルネサンス期後半は霊性や神性を離れる傾向が強まり人間の社会生活を思考の基礎に置く社会学、マキャヴェッリの政治学はもとより、ユートピアで知られるトマス・モア(1478年 - 1535年)などの代表的な人文主義、即ち、教会を中心とした世界観から解き放たれた新しい普遍的人間像、ギリシャ・ローマの古典研究によって普遍的教養を身につけるとともに、教会の権威や神中心の中世的世界観のような非人間的重圧から人間を解放し、人間性の再興をめざした精神運動 (ヒューマニズム)が勃興します。其処にはもはや教会の神権独占を許さない姿勢が見られます。「思考と直覚」的には、人間の意志作用に影響されることなどあり得ないし、神の愛「アガペー」にしても人間の意志作用によって齎されるものであって、絶対愛を意識し享受するのは人間の本性上に備わった霊魂に秘められた内精神に隠された核に気付いた或いは覚ったときです。

Sir_Thomas_More1
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最終更新日  2015年04月13日 06時17分47秒
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