Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年06月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」日本の哲学思考(百六十九)
 日本の哲学は西田哲学の名のもとに登場し、哲学という独自の思想体系を日本に齎したのも束の間、第一次世界大戦は兎も角も第二次世界大戦(太平洋戦争)では神性社会の名のもとに哲学はもとより宗教並びにマルクス主義を根底とする政治思想は国体反逆として皇統保持、天皇が国を統治することを主旨とした思想弾圧のなかで、西田幾多郎の門下生マルクス的形態を模索していた三木が、続いて戸坂が共に獄中で病死します。但し、其処には政治屋による日本の政体革命思想の根元があり、世界的圧力から窮地に陥っていた日本としては無理なきしもの非ずの感もあります。マルクス主観が政治色を帯びて以来、講談哲学が要注意されることは、安保闘争の指導的役割を自ら任じた思想家を観想すれば危険なこと累卵の危うきであることは想像にかたくありません。然し乍ら、日本の哲学は思想弾圧を経て、三つの学派が生き残ります。第一はドイツ観念論に属する学派、第二は第二次世界大戦に流入するアメリカのプラグマティズム、第三は極めて政治化し易い唯物論、中でもマルクス主義思想でしょう。結果、マルクス主義が日本の土壌に外観覚及び物質主義だけに捕らわせた一面は、唯物論の立場に立つ講談哲学の思考そのものが影響しているのかもしれません。哲学は本来的にはニンゲンの内心の尊さ及び高遠な精神の根拠を明らかにし、其の保持する霊性を顕にするのを本源と確信するからです。宗教的神秘主義であれ唯物的精神論であれ人間が創造若しくは想像するものでは無く本体的「有」としての存在を顕しめることが哲学の主題である筈です。思考的には西洋からは虚無主義と罵倒される「偽経」大乗仏教の創始者「ナーガールジュナ」は其の具現者でしょう。

Nagarjuna-1
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最終更新日  2015年06月27日 09時09分13秒
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