Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2015年09月17日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/アリストテレス-28(二百三十二)
 アリストテレスは第一義的に基体としてあるもの在る個物を第一実体、個物を傘下に含むところの「種」や「類(たぐい)」を第二実体としますが、基体としての第一実体を更に質料(hyle)と形相(eidos)との結合から成り立つとした質料形相論(hylemorphism)を説きます。例えれば、日本で江戸時代前期の木食僧、仏師・歌人であって全国に「円空仏」と呼ばれる独特の作風を持った一刀彫の木彫りの仏像を創るときの木材が質料(hyle/ヒュレー)であり、其の材木に働きがけ、形を与えることによって「円空仏」が現象化される。此処に、プラトンとアリストテレスの基底の相違が現れます。プラトン的なイデア観においては、イデアは現実の外にあってエロース(愛)の対象となったように、イデアを「円空」である創作者に重きを置き、アリストテレスにおいては、「イデアは個物に内在する」と捉えます。即ち、プラトンは思考としては「円空」を理法的なイデア「実体」とし、アリストテレスは質料としての材木と、掘られた仏像を「実体」とします。其処には指定の思考の基礎である思考法にも相違が現れています。前者は数学的見地からの思考であり、後者は生物学的見地からの思考であると言えます。

円空仏1
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最終更新日  2015年09月17日 12時36分58秒
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